杉浦佳子がタイムトライアルで銅 2年連続のメダル獲得 パラサイクリングトラック世界選

Posted on: 2020.02.02

カナダのミルトンで開かれている「2020 UCI パラサイクリング トラック世界選手権」は現地1月31日に大会2日目を迎え、日本の杉浦佳子(楽天ソシオビジネス株式会社)が女子C3クラス500mタイムトライアルに出場し42秒844で銅メダルを獲得した。

今大会は、パラリンピック参加枠獲得のためのUCIポイント対象大会であり、Tokyo2020パラリンピック本大会前最後となるトラック世界大会。

大会初日から各クラスで世界記録の更新が相次ぐなど、各国の選手たちの仕上がりも本大会を見据えたものとなっている中、杉浦のこの種目で2年連続の表彰台。

パラリンピックイヤーに入り、いよいよ本大会モードに突入したシビアな戦いの中でもしっかりと存在感を発揮した。

○杉浦佳子コメント
ほっとしています。スタートで失敗してしまい、1周目のタイムが(想定ラップより)2秒近く遅くなってしまいましたが、なんとかメダルを獲ることができて良かったです。

このほか、大会2日目は男子Cクラスで1kmタイムトライアルが行われ、C2クラスの川本翔大(大和産業株式会社)が記録1分14秒020で自身の持つ日本記録を更新。全体で5位に食い込み、配点の高い世界選手権でUCIポイントの上積みに貢献した。

また、男子視覚障害クラス・タンデムの木村和平、パイロット倉林巧和ペア(ともに、楽天ソシオビジネス株式会社)は個人パーシュートに出場、記録4分21秒752で、こちらも自身の持つ日本記録を更新して8位に入った。大会は2月2日まで開催されている。

<女子C3クラス500mタイムトライアル詳細リザルト/大会公式リザルトサイト>
https://tracktiming.live/results/E2003/PARA-WC3-TT500-F-R.htm

Text&Photo:JPCF/一般社団法人日本パラサイクリング連盟

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