畠山紗英がBMXレースW杯最終第10戦で今季2度目の決勝進出 長迫吉拓は第9戦で11位
9月28日-29日、アルゼンチン北部の都市、サンティアゴでBMXレースのワールドカップ最終ラウンド第9戦、第10戦が行われ、最終戦となる第10戦で畠山紗英(日本体育大学)が今季2度目となる決勝進出を果たした。決勝では好スタートをきった畠山だったが、直後に他選手とのポジション争いでバランスを崩し落車。最終順位8位で終えた。
また男子は、長迫吉拓が第9戦で準決勝に進出。決勝進出はならなかったものの、最終順位11位でレースを終えた。
今季2度目の決勝進出を果たした畠山(photo:JCF)
畠山は今季シリーズ総合12位で終えた(photo:JCF)
リオ五輪日本代表の長迫吉拓はシリーズ総合23位で今シーズンを終えた。第4戦では5年ぶりに決勝進出を果たすなど、日本BMXレース界の第一人者として世界トップレベルの戦いで安定した走りをみせた。(photo:JCF)
日本王者の中井飛馬はエリートデビューイヤーで苦戦しながらもシーズン後半に調子をあげ、第8戦では17位。シリーズ総合42位で終えた。(photo:JCF)
アジア王者、全日本王者の丹野夏波は、第2戦と第8戦で準決勝に進出し9位。決勝進出をしっかり射程圏内に捉え、シリーズ総合成績は23位。手応えを掴んだシーズンになったに違いない。(photo:JCF)
シリーズ王者に輝いたのは、男子はオランダのニーク・キンマン。女子は、同じくオランダのローラ・スマルダース。キンマンは、最終第10戦を優勝で締めくくり、今季6勝。女子のスマルダースは、第9戦、第10戦を連勝し、キンマン同様、今季6勝目をあげ、男女ともにオランダ勢が圧倒的な強さをみせつけて、シリーズタイトルを獲得した。
また、日本人選手のシリーズランキングでは、畠山紗英の総合12位、長迫吉拓の総合23位が最高位となった。
今期のワールドカップ10戦全て終了し、総合23位でした。
ベストリザルトは決勝8位でしたが、良いレースとの差が少し激しかった感じです。
今回の最終戦では、1日目準決勝6位(総合11位)、2日目は準々決勝7位(総合27位)敗退という結果でした…
▷第10戦男子決勝レース
▷第10戦女子決勝レース
【W杯第9戦 日本人選手の結果】
<男子エリート>
11位 長迫吉拓 準決勝敗退
30位 中井飛馬 1/8決勝敗退
41位 吉村樹希敢 1/16決勝敗退
47位 山口大地 1/16決勝敗退
57位 松下巽 1/16決勝敗退
59位 島田遼 1/16決勝敗退
78位 池上泰地
82位 吉井康平
<女子エリート>
13位 畠山紗英 準決勝敗退
19位 丹野夏波 準々決勝敗退
32位 薮田寿衣 1/8決勝敗退
38位 早川優衣 1/8決勝敗退
【W杯10戦 日本人選手の結果】
<男子エリート>
27位 長迫吉拓 準々決勝敗退
30位 中井飛馬 準々決勝敗退
43位 山口大地 1/8決勝敗退
48位 吉村樹希敢 1/8決勝敗退
64位 吉井康平
66位 島田遼
71位 池上泰地
90位 松下巽
<女子エリート>
8位 畠山紗英
24位 丹野夏波 準々決勝敗退
34位 薮田寿衣 1/8決勝敗退
42位 早川優衣 1/8決勝敗退