シチリアを舞台にした4日間のステージレース「ジロ・ディ・シチリア」に初山翔と中根英登が参戦

Posted on: 2019.04.03

4月3日から6日まで、イタリア・シチリア島を駆け抜ける4日間のステージレース「ジロ・ディ・シチリア(UCIヨーロッパツアー2.1)」が開催され、イタリア国籍のプロコンチネンタルチーム「NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ」が出場。7人の登録メンバーの中で、初山翔と中根英登がメンバー入りしている。

尚、レースの模様は、DAZNでライブ配信が予定されている。

本大会の初開催は1907年、ジロ・デ・イタリアの初開催よりも2年前に始まった長い歴史をもち、イタリアの自転車競技人気の礎を築いた大会。その後、しばし開催が中止され、最後に開催されたのは1977年。

そして42年間のブランクを経て、今年ジロ・デ・イタリアを主催するRCSスポルトにより、24回目の大会が開催されることになった。

4日間のレースは平坦と丘陵、山岳が組み合わされたステージ編成になっており、総走行距離は708km。クイーンステージは、レースプロフィールを見れば一目瞭然、最終ステージだ。

119kmとやや短距離ながら海岸線から標高1892m、現在も火山活動が続くエトナ火山中腹まで駆け上がる。

個人総合成績を決定づけるステージになることは間違いなく、また5月に控えるジロ・デ・イタリアを意識する選手にとっては、登坂力の仕上がりをチェックする絶好の機会にもなるはずだ。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネは、モゼールをチームキャプテンに若手選手が多く出場する。南米連戦のあと体調を崩した中根英登だが、ツール・ド・台湾を走り、完全復調。「史上最高のコンディション」と話す初山翔とともにヨーロッパのレースで活躍を誓う。

▶ジロ・ディ・シチリア出場選手
初山翔
中根英登
モレノ・モゼール(イタリア)
ダミアーノ・チーマ(イタリア)
フィリッポ・ザッカンティ(イタリア)
ジョアン・ボウ(スペイン)
アレハンドロ・オゾリオ(コロンビア)
監督 マリオ・マンゾーニ

●初山翔のコメント
ここのところ練習では自分史上最高の走りができてるので、レースでも自分史上最高の走りができるように努めます。

●中根英登のコメント
コンディションは順調に戻ってきているので、焦らずに自分の力をしっかり出し切れるように4日間頑張ってきます!

●マリオ・マンゾーニ監督のコメント
チームのアジアでの活躍のニュースを受け、イタリアでも勝利をあげるべく、高いモチベーションをもって挑む。山岳でのエースは中根英登とアレハンドロ・オゾリオになるだろう。中根は再びコンディションを上げてきており、オゾリオもプロとしてヨーロッパ2戦目になるが、多くのことを学びながらベストを尽くして走っていく。チームで力を合わせて、よい結果を掴みたい。

▶︎レース情報
Il Giro di Sicilia (ジロ・ディ・シチリア)
開催期間/2019年4月3日(水)〜6日(土)
カテゴリー/UCIヨーロッパツアー2.1
開催国/イタリア

ホームページ:http://ilgirodisicilia.it/
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4月3日 第1ステージ Catania › Milazzo (165k)
4月4日 第2ステージ Capo d’Orlando › Palermo (236k)
4月5日 第3ステージ Caltanissetta › Ragusa (188k)
4月6日 第4ステージ Giardini Naxos › Etna (119k)

情報・写真提供:NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ

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