小林優香がケイリンを制し日本人15年ぶりのアジア制覇 梶原・古山ペアはマディソン連覇
1月13日、インドネシアの首都、カンボジアで開催されたアジア選手権トラック競技は最終日を迎え、女子マディソンに出場した梶原悠未/古山稀絵ペアが金メダルを獲得し連覇達成。また、女子ケイリンで小林優香が強豪相手に接戦をものにして優勝。初のアジア王者に輝いた。男子マディソンは窪木一茂/橋本英也のペアで出場。中盤で韓国と中国に先行を許し3位、銅メダルとなった。
大外から追い込んで優勝した小林優香 ©JCF
女子ケイリン表彰 ©JCF
女子ケイリンはスプリントと同じく小林優香と太田りゆが出場しともに決勝へ進出。決勝では目まぐるしく展開が動くなか、見事な追い上げを見せた小林が1着。五輪メダリストが複数存在し、レベルの高いアジア選手権女子ケイリンでは15年ぶりの日本人によるチャンピオンとなった。
●小林優香コメント
アジア選手権で初めて金メダルをとることができた。今大会は勉強になることもあり、次のワールドカップ、世界選手権にむけてしっかり仕上げていきたい。
▶女子ケイリン ダイジェスト動画(Movie from 月刊競輪WEB)
女子マディソンはアジア大会の雪辱を晴らすべく梶原悠未/古山稀絵ペアが出場。レースでは、好位置でレースを進める古山からハンドスリングを受けた梶原が持ち前のスプリント力を生かす形を主に得点を重ね、韓国とマッチレースの状態で終盤へ。倍点となる最終フィニッシュのスプリントで韓国に先着し、日本はマディソンで連覇を果たした。
●梶原悠未コメント
今までのアジアのレースとは全く異なる厳しいレース展開。それを二人で乗り越え勝てて本当にうれしい。
●古山稀絵コメント
今後のワールドカップでアジアチャンピオンジャージを着れることを誇りに思う。
女子マディソンで2連覇を果たした梶原・古山ペア ©JCF
女子マディソン表彰式 ©JCF
【大会最終日のレース結果】
<男子マディソン>
優勝 韓国 81点
2位 中国 41点
3位 日本(窪木一茂・橋本英也) 33点
▶リザルト詳細
https://docs.wixstatic.com/ugd/ef8a5a_10ec55af39b94153b2f21fb871e6d748.pdf
<女子ケイリン>
優勝 小林優香(日本)
2位 リー・ワイジー(ホンコンチャイナ)
3位 ゾン・ティエンシー(中国)
4位 太田りゆ(日本)
<女子スクラッチ>
8位 鈴木奈央
<女子マディソン>
優勝 日本(梶原悠未・古山稀絵)28点
2位 韓国 23点
3位 ウズベキスタン 14点
▶リザルト詳細
https://docs.wixstatic.com/ugd/ef8a5a_c9002553cd4d4f74bec4d440525b7f25.pdf
<男子ジュニアオムニアム>
5位 高橋舜(日本) 112点
▶リザルト詳細
https://docs.wixstatic.com/ugd/ef8a5a_9965fa85602c4c28b72ce1fa60ac0c2b.pdf
<女子ジュニアケイリン>
7位 飯田風音(日本)
情報・写真提供:JCF日本自転車競技連盟