リオ五輪・男子ロード代表に新城幸也・内間康平が選出
3月17日、日本自転車競技連盟(JCF)がリオ五輪・男子ロードレース日本代表候補選手として新城幸也(ランプレ・メリダ)内間康平(ブリヂストンアンカー)の選出を発表。8月、日の丸をつけた両選手がメダル獲得を目指す。
沖縄出身コンビでメダル獲得を目指す
JCF副会長佐久間重光氏、日本代表ヘッドコーチ浅田顕氏とともに現れた新城・内間の両選手。新城は2月、カタールのレースで左大腿骨骨折の大けがを負ったため松葉杖での登場となったが、8月までに回復のメドがたったこともあり選出。また内間は2015年ツアー・オブ・タイランドでのステージ優勝などで着実にUCIポイントを稼いだことが選出の大きな理由となった。
浅田代表コーチにより選出理由が語られた
新城は「リオには間に合います!アップダウンが続くコースは自分向きのコース。世界選手権などに比べ有力国も人数が少ないため自分も積極的に動ける。もちろんメダルを目指して走ります」と力強く意気込みを語った。
オリンピック初選出となった内間は「メダル獲得に向け、しっかりアシストします。ここ2年、新城選手と日本代表としてレースを共にしてきたのでお互いの特徴を出し合って成績を残します」と緊張した面持ちで抱負を語った。
新城の復帰プランは、4月には自転車に乗った練習を再開し走り込みを再開。6月のドーフィネ、7月のツール出場。そしてリオとなっている。現在、脚の状態は1/3の加重が許可され、ワットバイクでのリハビリを開始。国立スポーツ科学センター(JISS)でのリハビリをベースに、接骨院・治療院で骨の形成を促す治療、リハビリといった日々を過ごしている。
一方、ヨーロッパにチームで遠征中の内間は、この発表のため昨晩帰国し明日には戻るという強行軍。5月中旬まではヨーロッパでレースを転戦し、ツアー・オブ・ジャパン出場にむけ帰国。その後 6月末の全日本選手権、7月はスペインでのレース経てオリンピックを迎えることとなる。