11日ツール・ド・北海道開幕!唯一のプロコンチネンタルチーム、NIPPOがメンバー発表

Posted on: 2015.09.10

9月11日から13日まで、3日間の日程で開催されるツール・ド・北海道(UCI2.2)で唯一プロコンチネンタルチームとして出場するNIPPO・ヴィーニファンティー二・デローザの出場メンバーが発表された。

チームのキャプテンを務めるのは、ベテランスプリンターであるダニエーレ・コッリ。5月のジロ・デ・イタリアでは、ゴール前に観客のカメラと接触して落車するアクシデントに見舞われ、上腕骨を骨折する大ケガを負ったが、リハビリやトレーニングを乗り越えて、8月よりレース復帰している。

ダニエーレ・コッリのコメント
「2008年のツアー・オブ・ジャパンでは、チームメートが総合優勝をおさめましたが、再び日本のレースで走れることを嬉しく思っています。北海道に来るのは初めてですが、景観に恵まれトレーニング環境や食事も美味しく大変気に入ってます。自分自身は5月のジロ・デ・イタリアで負傷して数ヶ月バイクに乗れない状態でしたが、7月に復帰し、調子も戻ってきており、感触も悪くありません。今回はメンバー構成も良いので、チームをまとめながら全員で勝利を狙っていきたいと思っています。北海道の皆さまをはじめ、日本の皆さま、応援をよろしくお願いします」

そして、他の4選手については、主催者の意向に沿い、エリートカテゴリー1年目と2年目の若手メンバーを起用。今年からプロ選手となったジャコーモ・ベルラートは、ジロ・デ・イタリアなどトップカテゴリーのレースで逃げに乗ったり、得意な登坂区間でダミアーノ・クネゴのアシストをしたりと、良いシーズンを過ごしてきた。

またイタリアを代表する若手選手であるイウリィ・フィロージは、シーズン中盤になり調子を上げ、先日はイタリア代表としてリオ五輪のプレ大会に出場した。オールラウンダーであるリカルド・スタッキオッティは、チームからの信頼も厚く、彼も23歳の若手選手ながらジロ・デ・イタリアを完走している。

唯一の日本人選手となる山本元喜は、鹿屋体育大学在学中にツール・ド・北海道でプロ選手相手にステージ優勝を挙げており、相性の良い母国でのレースで活躍の期待がかかる。

山本元喜のコメント
「今大会唯一のプロコンチネンタルチームということで、他チームからのマークが今まで以上に厳しくなると思いますが、あまり気にすることなく自分たちのレースをしたいと思います。そういった戦い方で日頃から応援してくださるファンやスポンサーの方々からの期待に応えたいと思います。応援よろしくお願いします」

●ツール・ド・北海道 出場メンバー
山本 元喜
ダニエーレ・コッリ(イタリア)
ジャコーモ・ベルラート(イタリア)
イウリィ・フィロージ(イタリア)
リカルド・スタッキオッティ(イタリア)
監督:大門 宏

●ツール・ド・北海道 公式サイト
http://www.tour-de-hokkaido.or.jp/

●ツール・ド・北海道 コース概要
第1ステージ 9月11日(金)188㎞
旭川市(S:春光台公園)〜鷹栖町〜士別市〜名寄市〜東川町(F:キトウシ森林公園前)

第2ステージ 9月12日(土) 162㎞  
美瑛町(S:丸山公園前)〜富良野市〜上富良野町〜美瑛町(F:丸山公園前)

第3ステージ 9月13日(日) 200㎞  
鷹栖町(S:役場前)〜秩父別町〜当別町〜石狩市〜札幌市(F:モエレ沼公園)

(写真・情報提供:NIPPO・ヴィーニファンティーニ・デローザ)

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