Jプロツアー第14戦みやだ高原ヒルクライム オスカル・プジョルがツアー3勝目
1か月の中断期間を経て再開した国内最高峰のロードレースシリーズ戦、Jプロツアーは8月29日、第14戦みやだ高原ヒルクライムが行われ、ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)とのマッチレースを制した、オスカル・プジョル(TeamUKYO)が優勝を果たした。
マッチレースを制したオスカル・プジョルはJプロツアー3勝目
8月29日、長野県宮田村で開催された『第1回みやだ高原ヒルクライム』。宮田高原に続くコースは距離10.7km、高低差890m、平均勾配は8.6%、終盤には10%を超える勾配もある。
スタート直後からTeam UKYO、マトリックスパワータグ、KINAN Cycling Team がペースを上げ、3地点を通過するまでに7名の先頭集団が形成される。
スタート直後からTeam UKYO、マトリックスパワータグがペースをあげる
中間点に差し掛かる頃、ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)がペースアップ。これに反応できたのはオスカル・プジョル(Team UKYO)と、リカルド・ガルシア(KINAN Cycling Team)の2名のみ。
コース中間点でペースアップするホセ・ビセンテ・トリビオ
残り5kmを過ぎたところでガルシアが脱落すると、ホセ・ビセンテとプジョルの一騎打ちに。残り3kmを過ぎたところでプジョルがアタック。ここまでほぼ先頭固定で強力に引いてきたホセ・ビセンテだがこれにはついて行けず、プジョルが残り2kmを独走してゴールした。
最後は単独でゴールするオスカル・プジョル
Jプロツアー第14戦 みやだ高原ヒルクライム結果
1位 オスカル・プジョル(Team UKYO) 32分32秒
2位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +37秒
3位 リカルド・ガルシア(KINAN Cycling Team) +1分19秒
4位 サルバドール・グアルディオラ(Team UKYO) +1分30秒
5位 ジェイ・クロフォード(KINAN Cycling Team) +1分34秒
6位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +1分52秒
表彰台
■Jプロツアーリーダー 畑中勇介(Team UKYO)
■U23リーダー 新城雄大(那須ブラーゼン)
【文・写真提供:JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟】