バスク一周最終ステージ 新城幸也は総合31位でフィニッシュ「上位争いに絡め自信になった」
スペインで開催中のブエルタ・アル・パイスバスコ(UCIワールドツアー)は12日最終ステージ、個人タイムトライアルが行われ、現T.T.世界チャンピオンのトニー・マルティン(ドイツ、オメガファルマ・クイックステップ)がステージ優勝。総合優勝はアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)。新城幸也(チームヨーロッパカー)は総合31位で6日間のレースを終えた。
優勝したトニー・マルティン(Photo Miwa IIJIMA)
第6ステージ コースプロフィール
最終ステージは25.9kmの個人タイムトライアル。昨日の山岳ステージでタイムを失い、総合争いから脱落した新城は、無理に追い込まずに無難に走りきる。という監督からの指示で、タイムトライアル用のバイクではなく通常のノーマルバイクでスタート。
新城はリラックスして走り、第6ステージは101位でゴール。総合で31位でレースを終えた。なお所属するチームヨーロッパカーは、チーム総合4位という結果に終わった。
最終ステージの新城(Photo Miwa IIJIMA)
6日間を振り返り新城は「2009年以来の2回目の出場で、前回は全く話にならなくて、途中リタイアだった。今回もツール・ド・フランスと同じくらい、いやそれ以上に厳しく激しいレースだったと思う。しかしチーム総合でも上位争いをするくらい良いチームメンバーで、みんなに助けてもらって自分も上位争いに絡めたので、自信になった。今後のレースにつなげていきたい。次のレースが楽しみだ。」と語った。
なお、新城の次の出場予定レースは16日「De Brabantse Pijl – La Flèche Brabançonne」(ベルギー、UCI1.HC)。17日「GP de Denain Porte du Hainaut」(フランス、UCI1.1)となっている