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ダウンアンダー第4ステージ、グライペルがスプリントを制す。新城幸也は逃げを決めるも勝負には絡めず

Posted on: 2014.01.24
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オーストラリアで開催中のツアー・ダウンアンダーは24日、第4ステージが行われ、アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)がスプリントを制し勝利を飾った。新城幸也は逃げを決めるもののチームオーダーで途中で集団に後退。横風区間で集団から大きく遅れ、トップと13分55秒差のステージ122位に終わった。


積極的に逃げグループを牽く新城 (Photo Miwa IIJIMA)

第4ステージは途中小高い丘はあるものの平坦基調の148.5kmのコース。レースは激しいアタック合戦で幕があけた。

小集団ができては吸収されるという繰り返しが続き、30kmを過ぎた辺りで新城を含む5人の逃げが決まった。その後、メイン集団との差を最大5分まで広げた。レース前のチームオーダーでは新城はスプリントに備え、その他の選手が必ず逃げるという指示だったものの、アタック合戦に加わっていたヨーロッパカーの選手たちが反応することができずに、新城自ら反応し逃げに乗ってしまった。

結局、各チームの思惑が相違し、新城を含んだ5人の逃げは補給所地点の80km地点で2つに分解。新城は監督の指示で集団に戻った。

振り出しに戻ったレース。最後の山岳区間で横風が集団を襲い集団は分裂。60人ほどの先頭集団に遅れをとった後続集団に新城は取り残され、122位でゴールした。

レースを制したのは最終局面でトレインを組み、歯車が噛み合ったロット・ベリソルが、スプリンターのアンドレ・グライペルの勝利を演出。2位にはチームメイト、ユルゲン・ルーランスが入りチームでワンツーフィニッシュを果たした。

新城はゴール後「チームメイトが誰も逃げに乗っていなかったから、繋ぐ(アタックした選手と後続集団を)つもりで追いかけたら、逃げが決まってしまった。総合にかかわる可能性のある選手を含んでいたので、各チームの思惑が一致しなかった。結果的に、逃げは長くは続かなかったけど、監督の指示で後続集団に戻るのは自分としては消化不良。でも、こうして逃げに乗れるというのは、コンディションは悪くない証拠。明日は最終日のつもりで今日の分もぶつけたい。」と熱く語った。


ツール・ド・フランスの総合デレクターのプリュドム氏が新城を激励 (Photo Miwa IIJIMA)

明日の第5ステージは大きな周回を3回。終盤にはカテゴリー1の山岳が2回構える151.5km。最終日のクリテリウムを残し、最後の本格ロードステージとなる。

【ツアー・ダウンアンダー 第4ステージ結果】
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)
2位 ユルゲン・ルーランス(ベルギー、ロット・ベリソル)
3位 エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、キャノンデールプロサイクリング)
4位 サイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
5位 ネイサン・ハース(オーストラリア、ガーミン・シャープ)   
122位 新城幸也(日本、チームヨーロッパカー)           

【ツアー・ダウンアンダー 個人総合 暫定順位】
1位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング)
2位 サイモン・ゲランス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)+7秒 
3位 ディエゴ・ウリッシ(イタリア、ランプレ・メリダ)      +14秒  
4位 ネイサン・ハース(オーストラリア、ガーミン・シャープ)   +23秒
5位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ベルキンプロサイクリング) +29秒
68位 新城幸也(日本、チームヨーロッパカー)           +15分47秒

◆大会オフィシャルページ

【記事・写真 Miwa IIJIMA】

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