ランカウイ第4ステージ、新城・西谷が逃げ、見せ場をつくる

Posted on: 2013.02.24

2013年2月24日、ツール・ド・ランカウイ第4ステージは、道中、新城・西谷が逃げグループを形成し、見せ場をつくるも、優勝は、佐野淳哉のチームメイトフランチェスコキッキが飾った。

第3ステージに続き、この大会に、チームヨーロッパカー 広報アシスタントとして現地入りしている飯島美和氏(Miwa IIJIMA)の現地レポートをお届けする。

ーーーー■ツール・ド・ランカウイ第4ステージ現地レポート

第4ステージは、平坦168.0km、新城が逃げ、30km地点まで、激しいアタック合戦の末、決定打となったのは新城、西谷(愛三)、パス(OCBCシンガポール)の3人。

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逃げる新城、西谷(愛三)、パス(OCBCシンガポール)の3人

これで、大きくタイム差が開くかと思われたが、新城、西谷の実力を知る選手たちは、3分~4分という射程圏内のタイム差にとどめる。100km地点で一度新城らはペースを上げ、もう少しタイム差を開こうと試みるが、後続集団はそれを許さない。

その状況から、逃げ切るのは無理だと判断した新城は、後ろの集団に戻ることを提案するが、チームの作戦上それは許されず、ブライアンのゴールスプリントになるまで、他のチームを消耗させるために、逃げ続ける。

結果、残り11kmで吸収され、集団ゴールスプリントとなり、期待されていたブライアンは他の選手との接触により、マシントラブルで最後の勝負に加われず、約120km逃げた新城は、タイム差なしの集団81位でゴールした。

新城選手のコメント「やっと逃げが決まったのに、なかなかタイム差が開かなくて、なんでだよぉ~って、感じだった。どうせ吸収されるなら、早い段階で後ろに戻って、ブライアンのスプリントの列車に加わったほうが良いかと思って、監督に確認したが、逃げ続けろという指示だったので、粘った。もう少し人数がいる逃げだったら、展開が変わっていたかも・・・。でも、今の時期にしては良く走れていると思う。明日は、ピエールのために自分のできることをするよ。」と、充実の表情で語った。

現地レポート・撮影=Team ユキヤ アシスタント/飯島美和(Miwa IIJIMA)

ツール・ド・ランカウイ 第4ステージダイジェスト「シクロチャンネル」

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