北京W杯 チームシクロチャンネル浅井が男子ケイリン3位銅メダル
中国・北京で開催中のトラックワールドカップ第3戦。大会2日目の22日、チームシクロチャンネルから出場している浅井康太が男子ケイリンで銅メダルを獲得した。
競技は朝の早い時間から行われ、浅井は1回戦6組で1着。続く2回戦でも2着に入り、決勝の舞台へ進出した。現地時間午後9時、前大会で金メダルを獲得しているA.アワン(YSD-マレーシア)ら優勝候補の選手にまじって、浅井は客席に最も近いアウト側からのスタート。1周目は中段の位置をねらっていたが、その後最後尾に移動した。残り2周半でペーサーが退避し、全選手が踏み出してもなお、落ち着いた様子で6番手に留まったまま最終周回へ。S.バンベルトホーベン(ニュージーランド)を先頭に全選手が勝負をかける中、浅井は最終2コーナーから一気に駆け出し、3選手をかわして見事3位でゴールした。
昨シーズンは落車が続き、海外戦、国内競輪ともに振るわなかった浅井。今大会へは万全の態勢で臨み、自信が感じられた。一方、ロンドン五輪出場に意欲を燃やす渡邉一成は1回戦で5着と振るわず、その後敗者復活戦でも3着となり、総合19位という悔しい結果に終わった。
<男子ケイリン結果>
1位 S.バンべルトホーべン(ニュージーランド)
2位 S.サンダーランド(オーストラリア)
3位 浅井康太(チームシクロチャンネル)
19位 渡邉一成(日本)
<その他競技結果>
●男子オムニアム
窪木一茂 総合結果 19位
4km個人追い抜き 21位
スクラッチ 14位
1kmタイムトライアル 18位
●女子オムニアム
石井寛子 3種目終了時点 22位
予選2組 12位
フライングラップ 16位
ポイントレース 22位
エリミネーション 22位
●女子スプリント
前田佳代乃 27位(予選敗退)