トラックW杯北京 最終日 男子スプリント北津留は7位

Posted on: 2011.01.24

中国・北京で3日間にわたり開催されたトラックワールドカップは23日、最終日の競技を行った。自転車トラックの花形競技「男子スプリント」に出場した北津留翼は、過去2大会連続4位と今シーズンは好調を維持している。関係者の期待はメダル獲得の一点に集まった。

競技開始から間もなく行われたタイムトライアルでは10秒368と、これまでよりわずかにタイムを落としたが、6位で予選を通過。続く勝ち上がり戦でも男子ケイリン優勝のS.バンベルトホーベン(ニュージーランド)を降し、順調に駒を進めた。準決勝への出場をかけた1/4決勝は、イギリスの若手P.ミッチェルとの対戦。様子をうかがいつつ後方からの捲りを狙ったが、最終3コーナーで出遅れて1本目を落とした。続く2本目でもミッチェルの先行を許し、インコースを奪われて万事休す。1/4決勝敗退となり、結果7位に終わった。しかし、今シーズンの種目別ポイントランキングでは2位を維持した北津留。2月に行われるトラックワールドカップ最終戦のマンチェスター大会で再び上位入賞を狙う。
 
<男子スプリント結果>
1位 K.シロー(フランス)
2位 S.デラー(ドイツ)
3位 張 淼(中国)
7位 北津留翼(日本)

<その他の競技結果>
●女子オムニアム
石井寛子 総合結果 23位
     3km個人追い抜き 22位
     スクラッチ 23位
     500mタイムトライアル 11位

●女子ケイリン
前田佳代乃 19位

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