2020トラック世界選 史上初の日本人女子世界チャンピオン誕生!梶原悠未がオムニアムで金メダル獲得

Posted on: 2020.02.29

ドイツ、ベルリンで開催されている自転車トラック競技の世界選手権は28日、大会3日目に女子オムニアムが行われ梶原悠未が優勝。33年ぶりに日本人世界王者が誕生した。また女子選手としては史上初の快挙となった。


世界王者の証、虹色のアルカンシェルジャージを着た梶原 photo:JCF

オムニアムは、1日で4種類のレース種目を行い、総合結果で順位を争う混成競技。オリンピックの正式種目であり、今回が東京五輪にむけた前哨戦とも言える大一番。

昨年まで2年連続世界チャンピオンのオランダのキルステン・ウィルト、2大会連続オリンピック金メダリスト、イギリスのローラ・ケニーをはじめとした強豪が一同にあつまった。

そして、その牙城を崩すべく挑んだ梶原は、序盤から世界を相手に圧倒的な強さをみせていく。


強豪相手に落ち着いてレースを展開していく梶原 photo:JCF

第1種目目のスクラッチを1位で終えて最高のスタートを切った梶原は、その後もテンポレースで2位、エリミネーションレースで3位と上位でポイントを重ねていった。

結果、最終種目ポイントレース前の時点で2位と20ポイント差。圧倒的優位な形で最終レースにむかった梶原は、ライバル達の動きを警戒しつつポイントを重ねるなど盤石のレース運びで優勝を手にした。

【梶原悠未のウィニングラン】

Historic day for Japan 🇯🇵 as Yumi Kajihara picks up the first-ever GOLD medal in the Women's Omnium for her country! 🌈

UCIさんの投稿 2020年2月28日金曜日

【2020トラック世界選 女子オムニアム結果】
優勝 梶原悠未(日本) 121ポイント
2位 パテルノステル(イタリア) 109ポイント
3位 ピクリク(ポーランド) 100ポイント

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