2020トラック世界選 ケイリンで脇本雄太が2位に入り日本勢3年連続銀メダル
ドイツ・ベルリンで開催されている自転車トラック競技の世界選手権は2月27日、男子ケイリンが行われ脇本雄太が2位に入り、日本にとっては3年連続の銀メダル獲得となった。優勝はBMXレース出身のオランダ人レーサー、ハリー・ラブレイセン。この種目で初の世界王者に輝き、チームスプリントに続き2冠を達成した。
男子ケイリンに出場したのは、2018年の銀メダリスト河端朋之、2019年に銀メダルを獲得し世界ランキング2位で大会に挑んだ新田祐大、そして2020年のアジア王者脇本雄太の3選手。
誰が世界一に輝いてもおかしくない史上最強の布陣で挑んだチームジャパン。しかし、世界のトップスプリンター相手に、河端が2回戦で、新田が3回戦となる準決勝で敗退。
唯一決勝に進出したのは、脇本雄太だった。1回戦から持ち前の先行力を武器に圧倒的な力をみせて勝ち上がった脇本。
決勝でも積極的に動き、残り2周で先頭に出て得意な展開に持ち込もうとするものの、それを阻止したのがオランダのハリー・ラブレイセンだった。脇本の後ろから猛烈なスピードで追い上げ先頭にでて主導権を握った。
その後、2番手で勝機を伺った脇本だったが、昨年のスプリント世界王者のスピードを前に最後まで追い抜くことができなかった。結果、優勝はラブレイセン。2位に脇本。3位には、2017年の世界王者、マレーシアのアジズルハスニ・アワンが入った。
2020UCIトラック世界選手権
男子ケイリン 銀メダルコメント
脇本雄太
「メダルを獲れてホッとした気持ちと、なんで金じゃないんだという悔しい気持ちもあります。これで満足せず、次はオリンピックで金メダルという目標に変えて頑張りたいと思います!」#TrackWorlds #Berlin2020 #トラック世界選 pic.twitter.com/j6uj9n8OMK— JapanCyclingFederation -日本自転車競技連盟 (@JCF_cycling) February 27, 2020
Harrie Lavreysen powers to GOLD 🥇 in the Men’s Keirin! 👊
🥈 Yuta Wakimoto 🇯🇵
🥉 Azizulhasni Awang 🇲🇾UCIさんの投稿 2020年2月27日木曜日
【2020トラック世界選 男子ケイリン結果】
優勝 ハリー・ラブレイセン(オランダ)
2位 脇本雄太(日本)
3位 アジズルハスニ・アワン(マレーシア)
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