BMXレーサー畠山紗英の地元 寒川町で初開催「New Year Pump 2019」

1月5日、神奈川県寒川町で初開催となった「New Year Pump 2019」。2018年に寒川中央公園に誕生したパンプトラック施設「パンプトラックさむかわ」で行われ、総勢100名近いエントリーが集まり、年明けの初乗りを子供から大人まで、世代を超えて楽しんだ。

パンプトラックとは、凹凸が連続したコースで、BMXの基本技術である「プッシュ」というスキルを使うことにより、ペダルをこがずに楽しむことができるもの。

他の自転車の走行技術習得にも繋がることから世界的にも注目を集めるパンプトラックの常設コースが寒川町に誕生した背景には、東京オリンピック出場を目指す女性BMXレーサー、畠山紗英の存在がある。

寒川から世界へ。地元出身のライダーの挑戦が自転車と寒川町を引き寄せ、公共施設として全国で初めてパンプトラックを導入することとなった。

そして、その施設ではじめて行われたイベントが今回の「New Year Pump 2019」となった。

大会はタイムトライアル形式で行われ、参加者それぞれのスキルにあわせて楽しみ、好タイムやミスで一喜一憂。

また会場には畠山紗英だけでなく、日本のトップレーサー、吉村樹希敢、中井飛馬、丹野夏波、野村凪沙等もかけつけエキシビジョンとしてライディングを披露し会場を盛り上げた。

当日は、参加者だけでなく、公園に訪れた地元住民も活気あるライディングを見届けるなか、大会の最後には畠山が「東京オリンピックでメダルをとって、寒川に持って帰って来れるように強くなりたい」とコメントし、会場には期待のこもった温かい拍手が広がった。

▶パンプトラックさむかわ詳細
https://samukawa-sougoutaiikukan.com/pamp_track/

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