BMXレースW杯開幕戦は松下が69位、長迫は大会直前の負傷で133位

Posted on: 2016.03.28

25日、自転車BMXレースのワールドカップ開幕戦が南米アルゼンチンで行われ、日本から長迫吉拓等、男女合わせて4選手が参戦しいずれも予選落ち。日本人最高位は男子が松下巽の69位。女子は瀬古遥加の32位。また日本チャンピオン長迫吉拓は、大会直前にリオデジャネイロで行われたテスト合宿に参加し、その際に負った怪我の影響で133位という結果に終わった。


怪我の影響が心配される長迫吉拓(Photo:Dutton Photography)

瀬古遥加は1本目の転倒が響き、32位でレースを終えた(Photo:Dutton Photography)

■日本代表 三瓶将廣コーチのコメント
「今回、ポイント獲得のチャンスではありましたが、松下は後半でコース終盤でのミスが響き、予選を勝ち上がることができませんでした。また長迫に関しては先週のリオのテスト練習にて転倒しており、数日車椅子での生活を送るほどでした。

公式練習で自分のペースを保ち何とかライディング可能まであげて行ったのですが、スタートなどの急加速ができず、予選3ヒート目で棄権する形を選びました。

女子の瀬古や、ジュニア男子の池上は引き続き修正を繰り返し、5月の世界選手権にてベストを出せるようにプランを実行するのみです。

男子国別ランキングで日本を追いかけるエクアドルやロシアが、今大会で好成績を収めたためポイント差はグンと縮まりましたが、 まずは事前練習や体調を整えて、ワールドカップ残り2戦を戦いたいと思います。引き続き、応援よろしくお願い致します。」

オリンピック出場枠獲得に向けた熾烈なポイント争いも残すことろあと僅か。5月下旬にコロンビアで行われる世界選手権がラストマッチとなり、それまでにワールドカップは初戦を入れて3戦。また、それ以外に各地で行われるUCIレースでポイントの上積みを狙い、ロンドンオリンピックでは叶わなかった出場枠をたぐり寄せる。

【W杯第1戦 日本代表結果】
<男子>
1位 SHARRAH Corben(USA)
2位 FIELDS Connor (USA)
3位 MIR Amidou (FRA)
ーーーーーーーー
69位  松下巽
93位  池上泰地
133位 長迫吉拓

<女子>
1位 BUCHANAN Caroline (AUS)
2位 PAJON Mariana   (COL)
3位 SMULDERS Laura   (NED)
ーーーーーーーー
32位  瀬古遥加

【W杯第1戦 男子決勝】

【W杯第1戦 女子決勝】

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