MTB山本幸平、今季3戦目で一桁入りの8位「楽しく走れていることが良い!」
マウンテンバイク、クロスカントリー競技の山本幸平(Trek Factory Racing)の今季3戦目「US CUP第3戦」が、米国カリフォルニア州サンディマスで4月11日に行われ、2013年の世界チャンピオン、スイスのニノ・シュルターが優勝。山本は2分34秒差の8位でフィニッシュした。
ちょうど一ヶ月前にチームの拠点である米国へ入った山本は、US CUPの2戦を終えてから、アリゾナ州フェニックスでチームメイトとトレーニングを行った。新しいチーム、新しいバイクにも慣れた山本は徐々にコンディションをあげ、カリフォルニアでのレースに挑んだ。
レースは、ワールドカップや世界選手権さながら、ニノ・シュルターが序盤からレースを引っ張る展開。ハイペースなレースの中、山本は最後まで粘り8位。優勝したニノとの差は2分34秒。手応えをつかむには十分なタイム差で、今シーズン3戦目を終えた。
レース後の山本幸平のコメント
「確実に、良くなってきています!ボネリパークのレースが終わり、結果から言うと8位でした。今年はこのUS CUPからスタートして毎レースごとにバイクと身体の感覚は良くなってきていて、走りの内容的にも優勝したニノシューター選手(スイス/スコット)からも3分ちょっと遅れでのフィニッシュでした(公式リザルトでは2分34秒遅れ)。
バイクの感覚も良く感じられてきたんだと思ってます。まだまだ、やることありますが、楽しく走れているのが、何よりも良いことです!来週はシーオッターもありますのでまたレースが楽しみです。」
翌日に行われたショートクロスカントリーで3位に入った山本。ワールドカップ、世界選手権での、悲願の一桁入りに向けて着実にステップアップを踏んでいる。今年のワールドカップシーズンは5月下旬から。怪我に泣いた昨年の悔しさをバネに進化を遂げている山本の活躍に期待が高まる。
Photo by Trek Factory Racing
(※男子レースのスタートは2H42M00辺りから)
次週レース:4/18 SUBARU SEA OTTER CLASSIC (US CUP) モントレー, カリフォルニア州(米国)
Photo:Johnny Muller
情報提供:ATHLETE BANK