記録ラッシュのパラ世界選手権 日本代表も日本記録を更新し、リオに向けてポイント獲得

Posted on: 2014.04.12

メキシコ中西部の都市、アグアスカリエンテスで開催されているパラサイクリング世界選手権は、11日、大会2日目を迎え、3km個人追い抜きで藤田征樹が9位、4km個人追い抜きで石井雅史が9位。女子タンデム1kmTTで鹿沼・田中ペアが6位。出場した日本代表選手全員が日本記録を更新し、リオデジャネイロパラリンピック出場に向けてポイントを獲得した。

今回、世界選手権の開催地となったアグアスカリエンテスは、1800mを超える高地ということもあり、世界記録が連発し、ハイレベルな戦いとなった。

そうした中、日本チームも各選手が日本記録を大きく更新し、リオデジャネイロの参加枠のポイントを獲得した。特に4km個人追い抜きに出場した石井雅史は、4分52秒896を叩き出し、自らが持つ日本記録を10秒も縮めた。

【大会2日目 日本代表結果】
◯3km個人追い抜き(C3)
1位 OBYDENNOV ALEXEY(ロシア)3分26秒691(世界新記録)
9位 藤田征樹         3分39秒214(日本新記録)

◯4km個人追い抜き(C4)
1位 METELKA JOZEF(スロベキア)4分30秒806(世界新記録)
9位 石井雅史          4分52秒896(日本新記録)

◯女子タンデム1kmTT
1位 イギリスペア 1分5秒912(世界新記録)
6位 鹿沼由理恵/田中まい 1分9秒205(日本新記録)

【大会3日目の日本代表出場種目】
◯藤田征樹(C3)1kmTT
◯石井雅史(C4)1kmTT

【情報・写真:日本パラサイクリング連盟】

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