2013インカレ初日速報 女子スプリント予選で塚越、男子スプリント予選で相馬が大会新記録
大学生の日本一を決める戦い全日本大学対抗選手権自転車競技大会、通称「インカレ」が29日に開幕した。今年は震災からの復興を進めている青森・八戸を舞台に熱戦が繰り広げられる。
大会は、トラック競技が3日間の日程で行なわれた後、最終日4日目にロードレースが行われ、大学日本に一が決定する。優勝候補の大本命は、30連覇中の日本大学。その実力をいかんなく発揮できるのか。
その牙城を崩そう肉薄する鹿屋体育大学は日本代表選手を数々送り出している強豪校だ。その他にも早稲田・中央・順天堂・京都産業大など、大学の雄が集まりしのぎを削る。夏の終わりの大学生の頂上決戦はどういうフィナーレを迎えるのか。
初日はスプリント、個人追抜の予選が行われ、ハイレベルなレースが展開された。その中から注目のレース2つ紹介。
まずは女子スプリントに出場した、鹿屋体育大学のキャプテン塚越さくらの予選200mTT。11秒645の大会新記録を叩き出し、幸先の良いスタートをきった。また、男子スプリントでも、朝日大学の相馬義宗が予選で大会新記録を出し、1/8決勝でも対戦相手を圧倒。その力強い走りでライバルたちに大きなプレッシャーをかけることとなった。
なお大会の模様はhttp://ustre.am/10fR1にてユーストリーム生中継が行われている。
女子スプリント予選で大会新記録を出した塚越(鹿屋体育大学)とスプリント1/8決勝で圧倒的な勝利をみせた相馬(朝日大学)のレース