栗瀬裕太がクラウドファンディングCAMPFIREにてYBPのアマチュアコース利用券を提供開始
6月から、チャレンジを続けているBMX・MTBライダー栗瀬裕太が、クラウドファンディングCAMPFIREでのプロジェクト目標額達成後も多くの支援が集まっているため、プロジェクトの締め切り期限2013年7月31日(2013年8月1日午前0時)までの期間で、さらなるチャレンジに動き出した。
photo by Hiroyuki Nakagawa
栗瀬は、自身がプロデュースするコース「Yuta’s Bike Park(通称YBP)」に世界クラスの8m級スタートヒルコースを建設することを計画し、クラウドファンディングCAMPFIREにて、チャレンジを続けているが、プロジェクトに与えられた残りの日数で、さらに高い目標を設定した。
今回、栗瀬が設定した新たなチャレンジとは「4名用までスタートゲートの増設を見越したスタートヒルの建設」だ。
現在、YBPにて完成を予定しているのは、2人用のスタートヒルであるが、CAMPFIREにて支援金額がさらに集まった場合は、当初の予定を変更し、最初から4人用まで増設可能なスタートヒルの建設を目指したいとしている。
プロジェクトに与えられた日数は、あと12日間。さらなる目標を達成に近づけるため、YBPにおけるアマチュアコースの回数券(3回、6回、12回の利用回数券)などを新たなリターンを追加し、さらなる資金獲得にチャレンジをしている。
4人用まで増設可能なものにするためには、現在予定している2人用スタートヒルより、横の幅や、強度をあげたスタートヒルにする必要があり、実現させるためにはさらに建設コストが上がる。そのため、支援総額350万円を上回った場合は、4人用まで造設が可能なスタートヒルを建設出来るという。
栗瀬によると、「まずは、国内に練習環境が無かった8m級のSXスタートヒルを建設させることが第一の目的です。その実現が確定したことで、その次の目標、両サイドの選手に挟まれた状態で、スタートの練習が出来る環境づくりを目指せることになりました。
BMXレースは、本来8名用のスタートゲートからスタートをすため、ほとんどのレースで、選手達は両サイドの選手に挟まれた状態でのスタートです。両サイドの選手に挟まれた状態、かつ8mの高さで練習を重ねることが、より本番に近い状態となります。オリンピック出場を目指し、世界大会で勝つためには、そのような練習環境が、最も理想的なのです。」と話す。
現在の2名用から、今後、4名用まで増設が可能なスタートヒルを建設することができれば、今後、このSXスタートヒルにて4人が同時にスタート出来るスタートゲートを用意することができるため、YBPでは、国内初となるSXトラックで、4名が同時スタート出来るレースイベントも開催することが可能となる。
プロジェクトの締め切り期限は2013年7月31日(2013年8月1日 午前0時)まで。
http://camp-fire.jp/projects/view/688
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