国内初、世界基準のBMXレースコース、SX(スーパークロス)トラックがYBPに完成
BMX・MTBライダーの栗瀬裕太(mongoose)は8月31日、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を利用して集めた資金を元手に「8m級スタートヒル」を自身がプロデュースするコース「Yuta’s Bike Park(通称YBP)」に建設することに成功した。
この建設により、国内初、アジアで唯一となる、世界基準のBMXレースコースを完成させた。
世界基準のBMXレースコースとは、SX(スーパークロス)トラックのことで、BMXレースの五輪や世界大会などの大きな大会で利用されるコース。
SXトラックの特長は、8m級のスタートヒルに、高いジャンプ・長い飛距離・難易度の高いコースレイアウトとなっている。
日本国内では、6m級のスタートヒルを有する上級者向けコースは存在するものの、世界基準の大会などで利用されているSXトラックの建設は、今回YBPに建設されたコースが初めてとなる。アジア内では、北京五輪期間中、中国に存在したが、五輪後にはそのコースが取り壊されており、常設コースの建設はアジアでも唯一となる。
コースの完成を実現させた8月31日、クラウドファンディングで立ち上げたプロジェクトへの賛同者の中で、参加権のある支援者(パトロン)や、建設をサポートしたゲスト達を招待して完成披露イベントを行った。出来立てのコースで国内のトップライダーたちがデモンストレーション走行を披露。
今回、YBPには、国内初となる、世界基準のBMXレースコースを完成し、国内トップ選手たちに向けたトレーニングコースとして開放する。
今後、YBP内に、初級・中級ライダーに向けたコースを造設させる予定(来春予定)で、初級・中級ライダー向けのコースが完成し次第、YBPを正式オープンする予定。
キャンプファイアーでのプロジェクト投稿内容
http://camp-fire.jp/projects/view/688
プロジェクト開始時の紹介映像
http://youtu.be/cWLIGtZmOpE
8月31日、完成披露イベント当日に行なったデモンストレーションイベントでの走行映像
http://youtu.be/oD824bqeAPM