ツール第7ステージ コンディション上向きの新城幸也「いよいよ本領発揮だ!」

Posted on: 2013.07.06

ツール・ド・フランス第7ステージ、中級山岳ステージと位置づけられた2級山岳が待ち受けるコース。終盤の勝負どころで、集団は大きく3つに分裂。山岳賞ジャージを着用するピエール・ローランとともに、チームヨーロッパカーは山岳に強いセリル、ダビデ、そして新城だけが前方の集団に残り、新城も登れるアシストという姿を印象付けた。その後集団は2つになり、メイン集団でのゴールスプリントとなったが、新城はスプリントには加わらず周団内でゴールしレースを終えた。

レース後新城は「だんだん調子が上がってきた。この暑いのにも体が慣れて、本領発揮だ!今日もいい位置でピエールと登れたし、何の不安もない。ただ、ウエアーがまだ、1着しか来てなくて、この素材自体が暑いんだよねぇ~(笑)」と、冗談交じりで、笑顔を見せながら語る様子から調子の良さが感じられる。

明日の超級山岳第8ステージ、明後日の第9ステージは全日本選手権前、個人合宿を行った力の入るステージ。「試走しているからって、速く走れるわけではないけど(笑)コースを知っているアドバンテージはある。ピエールをよいポジションで登らせるために、登り口の斜度やカーブを知っていた方がいいから!!」とピエールのアシストを最優先に考え走る意気込みを語っている。


レース前、ツールのメインスポンサーであるLTCのマスコットと
2ショットを撮る新城
(photo Miwa IIJIMA)

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