2013トラック世界選手権日本代表選考合宿
2月20日にベラルーシで開幕するトラック世界選手権の代表選考合宿が1月24日~27日の日程で伊豆ベロドロームで行なわれた。今回、新たな試みとして、ワールドカップを転戦する現日本代表選手に加え、代表入りを狙う全国の高校・大学のトップ選手たちも招集され、トップチームとの合同合宿となった。
松本整監督、中野浩一JCF強化委員長が見つめるなか、絶好のアピールの場となった今回の合宿。異様な緊張感の中、慣れない板張り250mトラックで若手選手たちが力走をみせていた。
こうして、トップ選手たちのレベルを肌で感じ、ジュニアクラスから代表入のチャンスが与えられることによって、若手選手たちに大きなモチベーションを与えるはずだ。今後、各世代の代表との繋がりをより深め、一貫したトレーニングを構築し、底辺の底上げに繋げてもらいたいもの。
一方トップチームの選手たちにとっても世界選手権の代表に選ばれるための重要な合宿。今シーズンワールドカップで3戦連続でメダルを獲得している日本代表。ロンドン五輪後、初となる世界選手権でもメダルの期待が高まっている。まずは誰が代表に選考されるのか、発表を待ちたい。
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