2011ツールドランカウイ 第1ステージ

マレーシアのランカウイ島で23日、ツール・ド・ランカウイ2011が開幕した。体感気温40度を超える猛暑となった第1ステージは、島をぐるりと一周する総距離94.3キロ。多少のアップダウンはあるものの、ほぼ平坦と言っていいコースレイアウトだ。多くの選手が様子見のステージと言っていた通り、序盤から大きなアタックは決まらず、お互いを牽制しあう状態が続いた。ヨーロッパ勢は時差調整、そしてアシを作っていくといった意識もあったに違いない。しかし残り25キロを切る頃になると、さすがにレースは動いていく。宮澤を含むファルネーゼ・ヴィーニ、スキルシマノなどのヨーロッパ勢を含む17名の逃げグループが形成され、レースはいよいよ佳境を迎えた。残り10キロを過ぎた時点で逃げグループは吸収され、集団はステージ最終セクションへ。日本勢期待の愛三工業レーシングが列車を作って態勢を築くが、位置取りがうまくゆかず最終スプリントには絡めず。最後集団スプリントを制したのは、チーム結成後の初陣となったファルネーゼ・ヴィーニ。宮澤と並ぶ2枚看板で今大会に臨んだ同チームの若きスプリンター、グラルディー二が見事ファーストステージの勝利を掴んだ。

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