トラックW杯第2戦で深谷知広がスプリント3位 14年ぶりにメダル獲得

Posted on: 2019.11.12

イギリス・グラスゴーで行われた『2019-2020トラックワールドカップ第2戦』は11月9日、大会2日目に男子スプリント決勝が行われ、日本から出場した深谷知広が3位決定戦でポーランドのマテウス・ルディクにストレート勝ちし銅メダルを獲得。

ワールドカップ男子スプリントでのメダル獲得は、競輪での深谷の師匠である金子貴志が2005年11月にモスクワ大会で獲得した銅メダル以来14年ぶり。


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予選の200mタイムトライアルで9秒694の自己記録を更新し予選4位で通過した深谷は、シード権を手にして優位にトーナメントをすすめる。準決勝で現世界王者、ハリー・ラブレイセンの前に屈し3位決定戦に周ったもののマテウス・ルディクに対して2本連取し銅メダルを確定させた。

決勝は深谷を準決勝で下したBMX出身のハリー・ラブレイセンが、同じくオランダのジェフリー・ホーフラントを下し優勝。第1戦に続き、開幕2連勝を飾った。


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◯深谷のコメント
本当に嬉しいです。いつもは反省点とか、色々な悔しい気持ちがあるレースでしたが、今回は単純に嬉しいです。予選の結果で勝ち上がりが有利になり、シード権が取れ、レースを有利に進められたのが大きかったと思います。自分でも今日は調子が良いなと思っていて、びっくりしました。今後はこれ以上の良いメダルを目指して頑張りたいと思います。

▷3位決定戦、決勝戦のレース映像

【W杯第2戦 日本人選手のレース結果】
<男子スプリント>
優勝:ハリー・ラブレイセン(オランダ)
2位:ジェフリー・ホーフラント(オランダ)
3位:深谷知広(日本)
25位:小原佑太(日本)

<女子ケイリン>
19位:太田りゆ(日本)

<女子オムニアム>
4位 梶原悠未(日本)110点

<男子ケイリン>
13位 松井宏佑(JPC/日本)
21位 小原佑太(日本)

<男子オムニアム>
16位 今村駿介(日本)

<女子スプリント>
24位 太田りゆ(日本)

<女子マディソン>
11位 日本(梶原悠未・中村妃智)

▷結果詳細
https://www.tissottiming.com/2019/ctrwcII/en-us/default/pdf

情報・写真提供:JCF日本自転車競技連盟

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