トラックW杯第6戦 太田りゆがケイリンで銀メダル獲得!

Posted on: 2019.01.28

香港で行われたUCIトラックワールドカップ第6戦(全6戦)は、大会最終日の27日に女子ケイリンで太田りゆが銀メダルを獲得した。女子ケイリンでワールドカップで銀メダルを獲得したのは史上初。太田はワールドカップに本格参戦してから僅か2シーズン目にして早くも世界トップレベルに肩を並べた。男子スプリントは深谷の11位が最高。女子オムニアム、女子スクラッチとともに上位へ入ることはできなかった。


女子ケイリン表彰 ©JCF

女子ケイリンには今シーズン成長著しい小林優香と太田りゆが出場。太田は決勝で地元香港の第一人者、リー・ワイジーの後方で素晴らしい伸びを見せ2位。ワールドカップのシーズン最終戦で悲願のメダル獲得となった。小林は準決勝で転倒、落車し決勝進出をのがした。

現在、国内ではガールズケイリンのレーサーとして活躍する太田は、陸上から転身して2016年に競輪の道を目指し競輪学校に入学。そこで出会った現日本代表ヘッドコーチ、ブノワ・べトゥから才能を見出されてトラック競技で世界を目指すこととなった。

それから、わずか2年余り。早くもワールドカップでメダルを獲得した太田の進化はさらに加速していくことになる。

●太田りゆのコメント
すごく冷静に勝つことに集中して、何が何でもメダルが取りたいという気持ちで走った。今この時点で銀メダルがとれたことは素直に喜んでいいかなと思う。
ブノワコーチから「お前ならできる」と言われて始めた競技だが、何回も裏切るような結果しか出せていなかったので本当によかった。

▶太田りゆ プロフィール
http://keirin.jp/pc/racerprofile?snum=015218


女子ケイリン ゴールスプリント ©JCF

【大会最終日 日本人選手のレース結果】
<男子スプリント>
11位 深谷知広(日本)
15位 新田祐大(日本)
20位 河端朋之(日本/JPC)

<女子ケイリン>
優勝 リー・ワイジー(香港)
2位 太田りゆ(日本)
3位 リーフーヤン・ジェシカ(香港/ジャイアント・マックスサクセススポーツプロサイクリング)
12位 小林優香(日本/ドリームシーカー)※準決勝途中棄権、7-12位決定戦DNS
▶リザルト詳細
http://www.tissottiming.com/File/0003110101020204FFFFFFFFFFFFFF02

<女子オムニアム>
22位 古山稀絵(日本)
▶リザルト詳細
http://www.tissottiming.com/File/00031101010204FFFFFFFFFFFFFFFF04

<女子スクラッチ>
10位 鈴木奈央(日本)
▶リザルト詳細
http://www.tissottiming.com/File/0003110101020301FFFFFFFFFFFFFF02

*その他種目結果
http://www.tissottiming.com/2019/ctrwcVI/ja-jp/Default/

【関連動画:ケイリンマルシェ ミナモト飯#5太田りゆ】

動画リンク元:「ケイリンマルシェ

情報・写真提供:JCF日本自転車競技連盟

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