男子チームスプリントで2大会連続金メダル獲得!トラックW杯第5戦

Posted on: 2019.12.14

12月13日、オーストラリア・ブリスベンで開催されている2019-2020トラックワールドカップ第5戦の大会初日に男子チームスプリント決勝が行われ、日本チーム(第1走:長迫吉拓/第2走:新田祐大/第3走:深谷知広)が金メダルを獲得した。


前から長迫、新田、深谷 photo:JCF

前回のニュージーランド大会から第1走を雨谷一樹からBMXレーサー長迫吉拓にメンバーチェンジ。久々のメンバー構成にも関わらず、予選から尻上がりにタイムをあげていく。

ポーランドとの決勝戦では、前回大会に更新した日本記録には及ばなかったものの、今大会全体で唯一の42秒代となる、42秒912で優勝。2大会連続となる金メダル獲得を達成した。

3月の世界選手権で、8枠を巡って争われているオリンピック出場権をかけた戦いもクライマックスを迎える。今大会前時点で9位につけていた日本は今回の結果で順位を上げて枠獲得圏内に入ることは間違いない状況だ。

オリンピックでもメダル獲得を狙える位置まで進化を遂げた日本。果たして世界最強のオランダにどこまで迫ることができるのか。さらなる進化に期待がかかる。


左から新田、長迫、深谷 photo:JCF

◯新田祐大選手コメント
前回、そしてその前の大会の結果があって、この種目に関してはどうしても金メダルを目指したいという気持ちで来ました。自信を持って挑めたことが良かったと思います。残すところは世界選手権とオリンピックなので、今以上にタイムを出せるように頑張りたいです。

◯深谷知広選手コメント
チームとしての団結力、一つになれたことが結果に繋がったと思います。元々走っていたメンバーということもありますし、予選で1回走って不安定な部分が無くなり、そこから良い走りが出来たので、それがメダルに繋がったと思います。

○長迫吉拓選手コメント
助っ人として参加したのですが逆に助けられました。新田選手と深谷選手が凄く速かったので、自分が迷惑を掛けないようにバトンタッチをすることを心がけました。

<男子チームスプリント結果>
優勝 日本(長迫吉拓、新田祐大、深谷知広)42秒912
2位 ポーランド
3位 ニュージーランド
詳細:https://www.tissottiming.com/File/0003110108010403FFFFFFFFFFFFFF02


優勝日本 2位ポーランド 3位ニュージーランド photo:JCF

【その他大会初日の日本代表の結果】
<男子チームパーシュート結果>
9位 チームブリヂストンサイクリング(今村駿介、窪木一茂、近谷涼、沢田桂太郎)
詳細:https://www.tissottiming.com/File/0003110108010503FFFFFFFFFFFFFF02

<女子チームパーシュート結果>
10位 日本(古山稀絵、鈴木奈央、上野みなみ、吉川美穂)
詳細:https://www.tissottiming.com/File/0003110108020503FFFFFFFFFFFFFF02

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