12月6日、ニュージーランドで2019-2020トラックワールドカップ第4戦が開幕し、男子チームスプリント決勝で、日本チーム（雨谷一樹・新田祐大・深谷知広）がポーランドに勝利し2003年以来16年ぶりに金メダルを獲得。

photo:JCF

1回戦で42秒842を叩き出し2013年に出した日本記録（43秒092）を6年ぶりに更新。さらに決勝では更にそれを上回る42秒790を記録。この快挙により日本チームはオリンピック出場枠の獲得へ一歩近づいた。

◯雨谷一樹選手コメント
自分のこれまでの最高の成績は銀メダルだったので、それを超えることが出来てとても嬉しいです。

◯新田祐大選手コメント
この色に勝る色は無いと感じました。香港大会でのミスもあり、新たな目標を立てることが出来ました。この3人の中ではオリンピックでもメダルを狙えるのではないかと話をしていて、今回の金メダルで日本のチームスプリントの立ち位置を変えられるのではと思い、強い想いで臨みました。結果が出て良かったです。

◯深谷知広選手コメント
来る前からメダルは狙っていましたし、前回の1回戦で感触は掴めたので、力はすぐに上げることは出来ないですが、テクニックや気合で達成出来て良かったです。

＜男子チームスプリント結果＞
優勝 日本（雨谷一樹、新田祐大、深谷知広）※決勝42秒790・日本新記録
2位 ポーランド
3位 ニュージーランド
詳細：https://www.tissottiming.com/File/0003110106010503FFFFFFFFFFFFFF02

表彰（左から新田、雨谷、深谷） photo:JCF

また、同日に行われたチームパシュートではチームブリヂストンサイクリングが3分56秒287で日本記録を更新したものの上位には届かず最終結果は7位となった。

＜男子チームパーシュート＞
7位 日本（今村駿介、窪木一茂、近谷涼、沢田桂太郎）※1回戦 3分56秒287・日本新記録
詳細：https://www.tissottiming.com/File/0003110106010603FFFFFFFFFFFFFF02

＜女子チームパーシュート＞
8位 日本（古山稀絵、梶原悠未※予選は鈴木奈央、上野みなみ、吉川美穂）
詳細：https://www.tissottiming.com/File/0003110106020603FFFFFFFFFFFFFF02

情報・写真提供：JCF日本自転車競技連盟