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ジロ・デ・イタリア第3ステージで初山翔が単独エスケープに成功

Posted on: 2019.05.13
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5月13日に220kmで開催されたジロ・デ・イタリア第3ステージで初山翔がスタート直後にアタックをしかけ、144kmにわたって単独で先行。日本人レーサーが世界の注目を一身に集めた。


photo Luca Bettini

5月11日にイタリア中部のボローニャで幕開けした第102回目のジロ・デ・イタリア(2.UCIワールドツアー)はトスカーナ地方を南下し、13日の第3ステージはルネッサンスの巨匠レオナルド・ダヴィンチの生まれ故郷であるヴィンチから、ティレニア海沿いのオルベテッロまでの220kmのロングステージ。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネは、昨日に引き続き、まずは逃げに選手を送りこむべく、この日は「逃げると決めていた」という初山翔がファーストアタックを仕掛ける。

集団からリードを奪ったものの、追走を仕掛ける選手は現れず、スタート後2km地点から、初山の長いソロエスケープが始まった。

いくつかの起伏や強い横風や追い風が吹くシーンがあったが、集団は落ち着いて走行。初山は最大で7分強のタイム差を稼いだが、中盤に差し掛かると強い風に影響により、集団はややナーバスになりながらペースアップ。

沿道の大声援を受けて力強く走っていた初山は、迫り来る集団の勢いには叶わず、今大会最初の逃げは144kmで幕を閉じた。

その後も集団はハイペースを刻み、強い風もあって70名ほどに人数を減らし、やや小さくなった集団でのゴールスプリントの展開へ。フィニッシュラインに先着したビビアー二が降格処分をとられ、2着で入線したガビリアがステージ優勝を飾った。

また初山は先頭集団からは遅れたもののトップから3分14秒差でフィニッシュしステージ169位。チームメートのジョバンニ・ロナルディが、区間13位でレースを終えた。

【第3ステージリザルト】
1 GAVIRIA Fernando (UAD)5:23:19
2 DÉMARE Arnaud (GFC)
3 ACKERMANN Pascal (BOH)
169 HATSUYAMA Sho (NIP) +3:14

●初山翔のコメント
監督のマリオからは「逃げに乗れ」と言われていた。昨日も同じオーダーが自分とチーマに出ており、昨日はチーマが乗ったので、今日はお前が行け!という感じだった。

風もあったので集団にいてもラクではないと思っていたので、スタート直後からアタックを仕掛けた。誰も付いてこなかったので、タイム差が1分ほど開いたところで少し後ろを待ったが、誰も来ず、これはもう一人で行くしかないと思った。

この状況で逃げ切りの可能性はないと思っていたが、できるかぎり逃げたい、ゴールから近い位置で捕まりたいと考えながら走り続けた。無茶に踏んでいっても、捕まることはわかっていたし、今日のゴールまでの展開や、まだ3週間レースが続くということも考慮して無理をしない程度に温存しながら走った。

今日、逃げに乗れたことは良かったと思う。携帯がなりやまないくらいの大きな反響をいただいていて嬉しい。明日からもエネルギーを温存できるところはとことん温存しながら、逃げなのか、何かできることをしたい。今日1日で3週間分の仕事をしたとは思っていないので、また明日からも引き続き頑張りたいと思う。

情報・写真提供:NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ

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