灼熱のタイでBMXレースアジア選手権が26日に開幕!3連覇に挑む吉村樹希敢 等、日本代表がアジアナンバーワンの地位を守る
5月26日からタイでBMXレースのアジアナンバーワンを決める大会、アジア選手権が開催される。日本からは、エリートカテゴリー3連覇を狙う吉村樹希敢(大阪/Gan Trigger)をはじめ、ジュニアカテゴリーには、昨年ジュニア世界選手権で4位に入った中井飛馬等が参戦。昨年は、男女合わせて出場した3つのカテゴリー全てで金メダルを獲得した日本チーム。アジアを牽引する存在として負けられない戦いとなる。
大会3連覇を狙う吉村樹希敢
以下、JCF(日本自転車競技連盟)のプレスリリースより、三瓶将廣コーチの事前レポートの抜粋
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■開催国は昨年に続き灼熱のタイ
選手団が向かう決戦の地は、昨年に続きタイであり、今年の大会会場は首都バンコクから北に190キロ進んだチャイナート県の常設会場です。2016年にMTBアジア選手権大会が開催された会場であり、ここ数年はBMXレースも開催されています。
毎年アジア独特の天候やコースコンディションに苦戦する日本チームですが、今年も気温40度に迫る中での戦いに、サポート体制も万全の準備が整っています。
■今年も全出場カテゴリーでのタイトル獲得を持ち帰る
男子エリートは2014年から日本チームが表彰台を独占し、ジュニアカテゴリーでも過去5年間タイトルを獲得し続けています。
写真:2017年大会優勝者 左から吉村(男子エリート)、畠山(女子ジュニア)、池上(男子ジュニア)
男子エリートにて大会2連覇中の吉村樹希敢は、「今年1月にもタイにて短期合宿を行い、タイ特有の大会には自信があります。簡単には勝たせてもらえないのがアジア選手権ですが、今年もしっかりとタイトルを守り、翌週の世界選手権大会へ繋げたいです。」とコメント残しています。
年々競技レベルが向上している各国のナショナルチームですが、今年もアジアを牽引する国として出場カテゴリーでのタイトル防衛に臨みます。
■チャレンジカテゴリーへの参戦
昨年より同時開催されているチャレンジカテゴリークラス(8歳から)へ、今年はユース強化育成選手7名が参戦します。
これまでジュニアカテゴリー昇格と同時に参戦となるアジア選手権大会や、ワールドカップでしたが、若年層のうちから国内とは異なる環境下での大会や遠征への対応力向上を目的とし、昨年よりチャレンジカテゴリー選手の積極的参戦を行ってきました。
タイのチャレンジカテゴリー選手は年々技術を向上させてきており、今大会では国内の代表選手の対応力を検証し、今後の選手育成に繋げる大会参戦を目指しています。
写真:昨年大会に参加した日本人選手の様子
【日本代表選手】
[男子エリート]
吉村 樹希敢 (大阪/Gan Trigger)
松下 巽 (神奈川/全日空商事株式会社)
吉井 康平 (東京/フォスター電機株式会社)
池上 泰地 (大阪/クワハラバイクワークス)
[男子ジュニア]
中井 飛馬 (新潟/日本体育大学荏原高等学校)
島田 遼 (広島/近畿大学泉州高等学校)
増田 優一 (大阪/大阪偕星学園高等学校)
[女子ジュニア]
永禮 美瑠 (愛知/西陵高等学校)
丹野 夏波 (神奈川/白鵬女子高等学校)
早川 優衣 (広島/興譲館高等学校)
[男子ユース]
橋本 颯馬 (茨城/水戸市立見川中学校)
滝口 怜弥 (千葉/東邦大学付属東邦高等学校)
早川 敦哉 (岡山/井原市立芳井中学校)
中林 凌大 (埼玉/戸田市立笹目中学校)
澤畑 琉 (茨城/水戸市立内原中学校)
木内 彪凱 (静岡/東海市立加木屋中学校)
[女子ユース]
野村 凪沙 (大阪/ 岸和田市立春木中学校)