2018全日本BMX選手権 松下巽が逆転で初制覇 Jrは中井が連覇

Posted on: 2018.07.08

7月7日、35回全日本選手権大会が茨城県の国営ひたち海浜公園BMXトラックで開催され、男子エリート決勝は池田大暉(新潟県/Rockstar Rift Tangent)がスタートから抜け出して、松下が追う展開でレースが進み、最終ストレートのゴールライン手前で、池田の前に出た松下が全日本BMX選手権初優勝を飾った。ジュニアでは、中井飛馬(新潟県/WESTERN RIVER)、丹野夏波(神奈川県/白鵬女子高等学校)がライバル達をよせつけず優勝。中井は2連覇、丹野は初タイトルを獲得し、来年から昇格するエリートカテゴリーで、台風の目となってくることは間違いないだろう。


男子エリート表彰式 photo:JCF


男子エリート決勝。松下巽がゴール前で池田を逆転 photo:JCF

▷男子エリート優勝 松下巽のコメント
「今日は所属先の同期社員や上司など、沢山の方が観戦に来てくれたレースだった。そのなかで期待に応えることができてうれしい。最終ストレートで逆転したのはレースの途中で考えていた展開で、しっかり脚を温存して前に出ることができた。全日本選手権で優勝するのは、ジュニア時代なども含めて初めてだった。9月からオリンピックのためのポイント加算がはじまるので、それに向けて戦っていきたい」


男子ジュニア表彰 優勝は中井飛馬 photo:JCF


女子ジュニア表彰 優勝は丹野夏波 photo:JCF

男子ジュニアは中井飛馬が2年連続のタイトルを獲得。女子はエリートとジュニアの混走となり、ジュニアの丹野夏波がトップでゴール。エリートとジュニアを別に表彰する規定により、女子エリートは瀬古遥加(三重県/IRC TIRE)、女子ジュニアの優勝が丹野夏波となった。

【2018全日本選手権 チャンピオンシップクラス結果】
男子エリート
優勝 松下 巽 (神奈川県/全日空商事)
2位 池田 大暉 (新潟県/Rockstar Rift Tangent)
3位 吉井 康平 (東京都/フォスター電機)

女子エリート
優勝 瀬古 遥加 (三重県JPN Mie/IRC TIRE)
2位 朝比奈 綾香 (大阪府)

男子ジュニア)
優勝 中井 飛馬 (新潟県/WESTERN RIVER)
2位 増田 優一 (大阪府/大阪偕星学園高等学校)
3位 島田 遼 (広島県/GAN TRIGGER AIC OSHU)

女子ジュニア)
優勝 丹野 夏波 (神奈川県/白鵬女子高等学校)
2位 永禮 美瑠 (愛知県/KUWAHARA BIKE WORKS)
3位 早川 優衣 (岡山県)

情報/写真提供 JCF

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