17-18シーズントラックW杯がポーランドで開幕!短距離全10選手が出場し進化を証明する

Posted on: 2017.11.03

自転車トラック競技のワールドカップシーズンが開幕。第1戦の舞台は東欧ポーランド。現地11月3日から5日まで3日間の戦いが始まる。日本からは、ナショナルチームに加えて、トレードチーム、ドリームシーカーとJPCの合計3チーム、男女あわせて10人が参加し、メダル獲得を目指すことになる。

■ブノワジャパン、東京五輪まで残り3シーズン。最後のテストシーズンを迎える。
現時点で五輪出場枠期間については公式の発表はないものの、例年、五輪出場枠を巡る争いは、五輪前2シーズンで行われる。それを考慮すると来シーズンからはまさに結果重視の戦いが繰り広げられることが予想される中、世界を相手に様々なテストができるのも今シーズン限りだろう。

そういった中、第1戦のポーランド大会には日本から男女合わせて10選手がエントリー。現時点でのフルメンバーが参戦し、来年3月にオランダで行われる世界選手権にむけた出場枠獲得だけでなく、国内選考も兼ねた戦いとなる。

短距離ヘッドコーチ、ブノワ・ベトぅ氏就任からおよそ1年。果たして世界との差はどれだけ縮まったのか。世界舞台で真価が問われる。


トレードチーム「ドリームシーカー」(左から長迫吉拓/新田祐大/深谷知広)。

新田祐大が立ち上げたトレードチーム「ドリームシーカー」には、今年からリオ五輪BMXレース日本代代表、長迫吉拓と競輪界のスター選手深谷知広が加入。まさに夢のような日本最速メンバーが揃い、チームスプリントに挑む。

43秒台を出さなければ勝負ができないワールドクラスの戦い。第1走に長迫吉拓、第2走に新田祐大、第3走には深谷知広という布陣でどこまでタイムを伸ばすことができるか、注目があつまる。チームスプリントは大会初日に予選が行われる。

【大会概要】
大会期間:2017年11月3日(金)~11月5日(日)
開催場所:ポーランド・プルシコフ

【2017-2018UCIトラックワールドカップ第1戦メンバー】
<ナショナルチーム>
脇本 雄太(JPCU福井) 
小林 優香(JPCU福岡)

<ジャパン・プロ・サイクリング(JPC)チーム>
渡邉 一成(JPCU福島)
河端 朋之(JPCU岡山)
雨谷 一樹(JPCU栃木)
前田 佳代乃(京都) 
太田 りゆ(JPCU埼玉)

<ドリーム・シーカー(DRS)チーム>
新田 祐大(JPCU福島)
深谷 知広(JPCU愛知)
長迫 吉拓(岡山)

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