五輪出場枠をかけた最終決戦。自転車トラック世界選手権が2日に開幕

Posted on: 2016.03.02

自転車トラック競技のリオデジャネイロオリンピック出場枠をかけた最終選考レース、2016トラック世界選手権が、イギリス・ロンドンで現地3月2日〜6日まで行われる。舞台は、4年前のロンドンオリンピックで地元イギリス勢がメダルラッシュに湧いたリーバレイヴェロパーク。既にチケットは売りきれ、オリンピック出場をかけた世界最速を懸けた戦いは、混戦必至。興奮の5日間となる。

日本代表は、ここまで五輪選考期間である2シーズンを戦い、厳しい状況に立たされている。最重要種目としていたチームスプリントではアジアのライバル、韓国、中国の前に苦戦が続きランキングでも2カ国より下回る状況だ。出場枠獲得のためには、アジアでトップに立つことはもちろん、大差をつけての勝利を余儀なくされ、僅かな望みをかけた戦いとなる。

メンバーは、1走に雨谷一樹、2走に渡邉一成、3走に中川誠一郎という不動の布陣。果たして、一発逆転はあるのか。シーズンを戦いつづけた日本チームの集大成となる。

その他、オリンピック出場枠の可能性が残されている種目は、脇本雄太が出場するケイリン。中川誠一郎の出場するスプリント。そして前回男女共に出場が叶わなかった中距離種目のオムニアムには窪木一茂と塚越さくらがエントリーしている。どの種目も油断の出来ない状況であり、この大舞台での結果が求められることになる。

2日の大会初日。日本からの出場は、男子チームスプリントと女子チームスプリント(前田佳代乃、石井貴子)。個人追抜きに上野みなみがエントリーしている。

監 督 坂本勉(短距離ヘッドコーチ)

コーチ 飯島誠(中距離ヘッドコーチ)
    
    小田島梨絵(アシスタントナショナルコーチ)

選 手 中川誠一郎(JPCA・JPCU熊本)
    
渡邉 一成(JPCA・JPCU福島)
    
雨谷 一樹(JPCA・JPCU栃木)
    
脇本 雄太(JPCA・JPCU福井)
    
窪木 一茂(和歌山・NIPPO VINI FANTINI)
    
橋本 英也(岐阜・鹿屋体育大学)


    石井 貴子(JPCA・JPCU千葉)

    前田佳代乃(京都)

    上野みなみ(青森・鹿屋体育大学大学院)
    
塚越さくら(鹿児島・鹿屋体育大学大学院)

    中村 妃智(千葉・日本体育大学)
    
梶原 悠未(埼玉・筑波大学附属坂戸高校)

大会公式サイト:
http://www.trackcyclingworlds2016.london/

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