スポンサードリンク

ツール第18ステージ ニーバリがピレネーの超級山岳ステージを制し総合優勝へ王手

Posted on: 2014.07.25
スポンサードリンク

24日に行われたツール・ド・フランス第18ステージは、超級山岳が2つ構える今大会最後の山岳ステージ。総合トップのヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア/アスタナ)が最後の超級山岳の残り8キロでアタックし、独走でステージ優勝。マイヨジョーヌ争いも2位のティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr)に7分10秒差をつけ、総合優勝にまた一歩近づいた。新城は残り15キロまでメイン集団内で奮闘し、34位でステージを終えている。


トゥールマレーを超えていくメイン集団。この最後尾に新城も残っている(Photo Miwa IIJIMA)

全21ステージで行われるツール・ド・フランスは、第18ステージが最後の山岳ステージとなる。前半にはカテゴリー3級の山岳が2つ。中盤にはツール名物のカテゴリー超級トゥールマレー峠を超え、最後はカテゴリー超級山岳の山頂ゴールとなる厳しいコース。


第18ステージコースプロフィール

新城幸也所属のチームヨーロッパカーは、この日も積極的に逃げを試み、2つ目の3級山岳に入るところで、20名の逃げ集団にトマ・ヴォクレール、ペリーグ・ケムナー、そして、ブライアン・コカの3人が入った。

20名の逃げは、メイングループと4分ほどのタイム差を保ちレースは進めていく。しかし、トゥールマレーの上り口手前から、メイン集団はじわじわとタイム差を詰め、山岳に入ると、20人の逃げグループは崩壊。さらにメイン集団から山岳のエースらを守るアシスト選手がペースを上げ、逃げグループから脱落した選手たちをパスしながら、山頂を目指す。


メイン集団で超級山岳をこなす新城(Photo Miwa IIJIMA)

このとき、メイン集団は30人程に絞られ、その前方に数名の選手が先行する状況の中、新城はメイン集団でチームのエース、ピエール・ローランのアシストをしながら山頂を通過。


時より霧が立ち込めるトゥールマレー。右に新城の姿も確認できる(Photo Miwa IIJIMA)

新城はその後も最後の超級山岳での登り口までくらいつき、ステージ優勝を狙う30人弱のメイン集団内で、ピエールを守るが、残り15kmで遅れだし11分54秒遅れの34位でステージを終えた。

レース後、新城は「昨日(第17ステージ)の疲れもきちんと抜けていて、調子よく上ることが出来た。ここを超えたので、パリのゴールがグッと近づいたと思う。疲れもないし、元気。しかし、明日は天候も良くないようだし、逃げ切る可能性もあるコース。気を抜かずに頑張りたい」と語った。
 
ツール・ド・フランス3週目に入ってから続く山岳ステージでの新城の献身的なパフォーマンスは、他チームの監督陣から注目の的となり、「日本人」はもはや珍しい者ではなく、ツールを代表する選手の1人としてみなされている。

第19ステージは久々の平坦ステージで、208.5kmで行われる最後の本格ラインレースとなる。ここまでタイムアウトぎりぎりで山を苦しんできたスプリンターたちの見せ場となりそうだが、天候や風の影響も受けやすいコース。逃げ切る可能性もあるが、チームヨーロッパカーとしてはエーススプリンター、ブライアン・コカに期待がかかる。

【第18ステージ結果】
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア/アスタナ)
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr)+1’10”
3位 ラファル・マイカ(ポーランド/ティンコフ・サクソ)+1’12”
4位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス/AG2Rラモンディアール)+1’15”
5位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング)
34位 新城幸也(日本/ヨーロッパカー)+11’54”

【個人総合成績】
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア/アスタナ)
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr)+7’10”
3位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール)+7’23”
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン/モビスター)+7’25”
5位 ロメン・バルデ(フランス/AG2Rラモンディアール)+9’27”

(記事:TeamEuropcar PR Manager Miwa IIJIMA)

NEW ENTRY