20万人を熱狂させた「さいたまクリテリウム by ツール・ド・フランス」が再び開催!今秋に向けて基本合意
3月22日、さいたま新都心のラフレさいたまで、さいたま市とツール・ド・フランスを主催するアモリ・スポル・オルガニザシオン(ASO)が記者発表会見を開き、昨年に続き「さいたまクリテリウム by ツール・ド・フランス」を今秋開催する事で基本合意したことを発表した。
この秋開催に向け調印書を交わした、アモリ社長と清水市長
2013年10月、さいたま新都心を舞台にツール・ド・フランスの名を冠した初めてのイベント「さいたまクリテリウム by ツール・ド・フランス」が開催され、20万人の観客を集め、ロードレースファンのみならず、大きな反響があった。
今年も昨年に引き続き開催する方向で基本合意がなされ、さいたま市清水勇人市長、ヴァリレー・フールネロン仏スポーツ担当大臣、ASO社ジャン・エティエンヌ・アモリ社長、ASO社クリスチャン・プリュドムツール・ド・フランス部長の4名が会見に出席し、基本合意書にサインをした。
会見で清水市長は「昨年10月に成功を収めたツール・ド・フランスの名を冠したイベントを、今年もASO社とパートナーシップを結ぶ、基本合意に至った」と発表。
フールネロン仏スポーツ大臣は「数多くのスポーツイベントを成功させているさいたま市において、フランスのシンボルとも言える自転車競技が開催出来てうれしい。今後、このイベントをはじめ、フランスと日本の友情を強化する国家的なイベントになれば、と日本の櫻田文部科学省副大臣とも約束した。」と述べた。
ツール・ド・フランス第22ステージという位置づけで大会を行いたいと語られた
ASOアモリ社長は「昨年20万人の観客を見て、ツール・ド・フランスがもたらす感動が日本でも受け入れられたのではと実感した。今年はさらに革新的なイベントにしたい」と意気込みを語り、継続的にレースを続けていくという意思を示すと。
ASOプリュドム氏は「昨年さいたまにやってきたクリストファー・フルームもマルセル・キッテルといったトップ選手も非常に印象深い大会だと言っている。このさいたまクリテリウムを通じて、日本とフランスの文化の架け橋となり、まさにツール・ド・フランスの第22ステージのような、自転車文化の発展に寄与するイベントとなっていくことを期待する」と語った。
大会のコース及び詳細日程は、後日発表予定。今年の秋もツール・ド・フランスの風がさいたま市を吹き抜ける。
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