『さいたまクリテリウム』記者発表..A.S.Oクロード氏「ツールの第22ステージだと思う」
本年10月26日、さいたま市にて行なわれる世界最大のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠した世界初の公式クリテリウムレース「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」の記者発表が9月25日に都内で行なわれた。
記者発表には、大会の実行委員長として、さいたま市清水勇人市長と、大会の特別顧問を務める埼玉県上田清司知事、ツール・ド・フランスを主催するA.S.Oプロジェクトマネージャー クロード・ラハ氏も同席し、大会概要や、出場予定選手の発表が行われた。
清水勇人市長
清水勇人市長「自転車は、健康、渋滞の緩和、産業界の発展に寄与するもの。また、震災時の移動手段に最適なもので、ファッション、ツーリズムの観点からも注目を集めています。
1993年日本プロサッカーリーグの開幕により、多くの子供達がプロサッカーリーグに、憧れや夢、希望を抱きました。さいたま市に、世界最高峰のツールドフランスを誘致し、さいたまクリテリウムを目にした子供達が、本場のフランスで走る日を夢に見て、いつの日か、シャンゼリゼ通りに、黄色いマイヨジョーヌを来て走る日本人の姿を夢見ています。」とコメントした。
上田清司知事
上田清司知事「埼玉は、平地面積が広く、快晴日数、7回日本一を獲得するなど天気にも恵まれています。また、ブリヂストンサイクルをはじめ、自転車産業が盛んな町であり、エコの発想が広がるにつれ、地球的な意義も感じています。経済的にも、環境的にも優れた交通手段である自転車を、世界的に普及させていくためにも、この自転車の祭典を盛り上げて行きたい。」
クロード・ラハ氏
大会のプロジェクト・マネージャー クロード・ラハ氏「『さいたまクリテリウム』は、ツール・ド・フランスの第22ステージだと思っています。パリのシェンゼリゼ通りを過ぎて、その次に行われるステージだと思っております。
なぜなら、世界で初めて「ツール・ド・フランス」が、ヨーロッパの枠を超えて、トップ選手たちが訪れるレースとなるからです。
「ツール・ド・フランス」は、グローバル190の国と地域に中継されているイベントで、世界的なイベントと言えると思います。
このイベントで、初めて都市型の大会が行われます。そして、この大会で、さいたま市を世界的なものとし、サイクリングの町である、ということを印象づけたいと思います。
主催団体、ツール・ド・フランスを代表して、この第22ステージを開催出来ることを、非常に誇らしく、嬉しく思っています。」と語った。
左からクロード・ラハ氏、清水勇人市長、上田清司知事
海外招聘選手は、本年の「ツール・ド・フランス」で総合優勝を獲得したクリストファー・フルーム(スカイ)、同じく同大会で総合ポイント賞を獲得したペテール・サガン(キャノンデール)、区間4勝を果たしたマルセル・キッテル(アルゴス・シマノ)などが参戦。
国内招聘選手は、日本のエース、新城幸也や別府史之の他、国内のトップ選手たちが多数参加する予定だ。
「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」
URL: http://saitama-criterium.jp/
出場予定選手
URL: https://www.cycloch.net/2013/09/25/12608/