増田成幸、古巣復帰!宇都宮ブリッツェン国内最強を目指し最強の布陣を発表

Posted on: 2013.12.16

12月16日、栃木県宇都宮市役所で、地域密着型プロ・ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の新体制発表記者会見が行われ、2014年シーズンを戦うチームメンバーが発表された。増田成幸の古巣復帰をはじめ、新加入選手5人を含む合計8人で再び日本一を目指すこととなった。


(写真左より)清水裕輔監督,青柳憲輝,城田大和,阿部嵩之,増田成幸,鈴木真理,鈴木譲,堀孝明,大久保陣

11月末、今シーズン、チームの中核を担っていた選手5名がチームを退くことが発表され、新たなチーム体制が取り沙汰されていたプロ・ロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」。

2012年、国内トップチームによるシリーズ戦「Jプロツアー」において個人とチーム、両方で総合優勝を遂げ一躍トップチームまで上り詰めたものの、2013年シーズンはチーム総合2位。未勝利のままシーズンを終えた。

そうした中、日本のロードレース界発展を担う国内最強チームをつくるべく、メンバーが一掃された。2012年Jプロツアーで個人優勝を果たしブリッツェンを総合優勝に導いた増田成幸が、1年ぶりの古巣復帰を果たしたほか、他チームで主力を担ってきた選手たちが新たに加わった。

【2014シーズン宇都宮ブリッツェン・メンバー】
鈴木真理(38/キャプテン)
増田成幸(30/キャノンデールプロサイクリングから移籍)
鈴木譲(28/シマノレーシングから移籍)
阿部嵩之(27/チームUKYOから移籍)
大久保陣(25/チームUKYOから移籍)
青柳憲輝(24/シマノレーシングから移籍)
堀孝明(21/U23)
城田大和(19/U23)

GM:廣瀬佳正(36)
監督:清水裕輔(32)
※年齢は2013年12月16日現在


1年ぶりにブリッツェンのユニフォームを着る事となった増田成幸

2013年シーズン、世界最高峰カテゴリーUCIプロチーム「キャノンデールプロサイクリング」に所属し、世界を転戦した増田成幸は、再びブリッツェンへの復帰が発表され、下記の意気込みを語った。

「宇都宮ブリッツェンに帰ってくることができてうれしいです。来シーズンのブリッツェンのメンバーは誰が勝ってもおかしくないほどのメンバーがそろったと感じています。オール日本人のブリッツェンが外国人選手たちと真っ向勝負をして、自分たちが一番強いんだということを証明したいと思っています。」

ここ数年、各チームが実績豊富な海外選手を迎えいれたことにより、国内シリーズのレベルが一気にあがってきた。そうした中、ブリッツェンは国内選手のみのチーム体制にこだわり、日本人レーサーたちの可能性を証明する。

チームはこの後、1月中旬から2次キャンプ、2月に3次キャンプを経て、シーズン開幕に向けて準備を進めて行く予定。

【宇都宮ブリッツェン公式ホームページ】
http://blitzen.co.jp/

写真:宇都宮ブリッツェン

NEW ENTRY