2013トラック世界選手権 4日目結果

Posted on: 2013.02.24

東欧ベラルーシで行なわれているトラック世界選手権は大会4日目の競技が終了し、女子スプリントを含め、3つの種目で世界チャンピオンが生まれた。
 前田佳代乃、石井寛子が一回戦で敗退となった女子スプリント。女王の座をめぐる戦いは、ドイツのクリスティーナ・フォーゲルと、イギリスのレベッカ・ジェームスの対戦となった。ロンドンオリンピックまでイギリスの女子スプリント界を牽引してきたビクトリア・ベンデルトンが一線を退くなか、彗星の如く現れたレベッカ・ジェームス(21歳)。自転車大国イギリスの威信をかけて決勝に勝ち進んだ。一方、ジュニア時代、短距離種目のタイトルを総ナメにしてきたドイツ人スプリンター、K.フォーゲル(22歳)が悲願の世界一の座を目指した。3本目までもつれた決勝戦。残り1周で、先に勝負にでたのはフォーゲルだったが、後方から追い上げたジェームスがゴール手前でわずかに交わし、スプリント世界一に輝いた。
 また、ポイント・レースに出場した石井寛子は、最初のポイント周回で幸先良く加点したものの、後半は得点に絡めず、12位に終わっている。その他の結果は下記の通り。

◯ 女子スプリント
1位 R.ジェームス(GBR)
2位 K.フォーゲル(GRE)
19位 前田佳代乃
20位 石井寛子

◯男子オムニウム
1位 A.ゲート(NZL)
2位 L.ハンセン(DEN) 

◯女子ポイント・レース
1位 J.マチャコワ(CZE》
2位 S.アレオラ ナバロ(MEX)
12位 石井寛子

ジェームス4

若き新スプリント女王R.ジェームス(イギリス)

若き新スプリント女王R.ジェームス(イギリス)

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