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今週末開催 2012全日本選手権ロードレース

Posted on: 2012.04.26
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今月28日〜29日に岩手県八幡平市で開催される日本ロードレーサーの頂上決戦「全日本選手権ロードレース」。ロンドンオリンピック、世界選手権のセレクションがかかるエリート男子の戦いに注目が集まる。

昨年の2011年大会では、別府史之が逃げ、度重なるアタックの末にゴール前で新城幸也とのスプリント勝負を制して優勝。別府はヨーロッパのプロチーム所属の実力を見せつけ、個人タイムトライアルのタイトルと共にナショナルチャンピオンジャージ2枚を獲得した。ヨーロッパツアーでの活躍とあわせ、この時点で別府はオリンピックの内定を取り付けている。これをもって、別府は今年の全日本選手権の出場を回避した。来月上旬から始まるグランツール「ジロ・デ・イタリア」そして7月末のロンドン五輪へ照準を合わた格好だ。

<関連動画>
2011全日本選手権ロードレース
オリンピック内定記者会見

別府不在の今年、優勝候補筆頭に挙げられるのは昨年2位の新城幸也だろう。去年の雪辱、そして石垣島初のオリンピック出場に向け全日本のタイトルは是が非でも獲得したいところ。しかし、今月はじめにフランスで行われたレースで後続の選手に追突され、落車。左手を骨折する大ケガを負ってしまった。握力がほとんどなくなり、出場さえも危ぶまれたが、奇跡的な回復によって何とかスタートラインに立つところまでは漕ぎつけることができた。

<新城幸也コメント>
「ご心配おかけしております。わたくし新城幸也は全日本選手権、走ります! 1週間前までハンドルを握るどころか、日常生活も不自由な状態で、こんな状態で本当に全日本に間に合うのかと出走を迷った時期もありましたが、日本の皆さんに自分の走る姿を見ていただける数少ない機会ですから、元気にスタートラインに並ぶという目標を持って、たくさんの励ましを受け、皆様にご協力いただき、出来る限りの治療をしてきました。どれだけ走れるかわかりませんが、レースを走れる幸せをかみしめ、楽しみたいと思います」(チームヨーロッパカー広報)

そんな新城の対抗馬は、同じヨーロッパチームのアルゴス・シマノで活躍する土井雪広だろう。直前に行われたアルデンヌクラシック三連戦では献身的なアシストでチームに貢献。コンディションの良さを見せつけた。昨年はケガにより満足に勝負のできない全日本選手権となったが、今年は上り調子でこの大舞台に挑む。対する国内勢のライバルは、国内最強チームであるシマノレーシングの畑中、鈴木譲。さらに「ツアー・オブ・カタール」「ツアー・オブ・オマーン」で存在感をみせ、ヨーロッパのレースを転戦してきたチームブリヂストンアンカーの動きにも注目だ。清水都貴、成長株の西薗良太、そして力強いアシスト陣達も隙あらばチャンスを狙ってくるだろう。また年々チーム力を高めつつある愛三工業レーシングチームはスプリンター西谷で勝利を窺う。その他ベテラン勢の福島晋一(トレンガヌ・プロアジア)、狩野智也(チームUKYO)、鈴木真理(キャノンデールスーペースゼロ)の存在も気になるところだ。

今年のエリート男子は世界選手権を意識した長丁場252.8キロで争われる。強い者しか生き残れないサバイバルレース、一体誰がタイトルを獲得するのか。スタートは29日(日)午前8時。好勝負が期待される。

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