【Pick Up】窪木一茂が2年連続で銀メダル獲得「本当に悔しい」 2023世界選手権トラック ハイライト

8月初旬にスコットランド・グラスゴーで開催されたUCI自転車競技世界選手権。今年は、13の自転車競技が同時期に同時開催されるという史上初の一大イベントとして開催され、トラック競技はグラスゴー郊外にある複合施設エミレーツアリーナ内「サークリス・ホイベロドローム」が舞台となった。

男子スクラッチは、8月4日。当日はチームパーシュートの1回戦も行われ、日本は目標としてた3分40秒代に届かず1回戦で敗退となった。その悔しさを晴らすかのようにチーム最年長の窪木一茂が個人種目スクラッチに挑んだ。

昨年、銀メダルを獲得した窪木にとっては、目標はさらに一つ上の金メダル。そんな中、残り5周でチャンスが巡ってくる。優勝候補のフランス選手の番手を奪い、絶好のポジションで勝機を伺うが、残り1周でイギリス人選手の強烈なアタックが炸裂。窪木もそれに反応するものの届かず2位。銀メダル獲得となった。

2年連続銀メダル獲得という快挙も「本当に悔しい」と首を落とした窪木。進化を続けるベテランレーサーの意地が来年更に爆発することに期待だ。

【男子スクラッチ】
優勝 ウィリアム・ティドボール(イギリス)
2位  窪木一茂 (日本)
3位  ツーア・デンス(ベルギー)

動画元:morecadence
https://www.youtube.com/@morecadence1704

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