JCFが競技力向上を図り「アスリート育成パスウェイ」を受託!コーディネーターにMTB小田島、BMX三瓶を起用
公益財団法人日本自転車競技連盟(以下JCF)は、独立行政法人日本スポーツ振興センターより 「アスリート育成パスウェイの戦略的支援」(ナショナルタレントハブの整備)事業を受託し、東京五輪以降も持続的な国際競技力向上を図るためにユース世代のタレント発掘・育成・強化を行うこととなり、12月24日から中高生を対象とした合宿を開催することを発表した。
【動画:「この挑戦が人生を変える」by日本スポーツ振興センター】
独立行政法人日本スポーツ振興センター(JAPAN SPORT COUNCIL:JSC)が整備を進める「アスリート育成パスウェイ」は、「競技開始からメダル獲得の潜在力を有するアスリート(メダルポテンシャルアスリート)までの育成の道筋」と定義され、より多くの人が自身の適性に応じたスポーツを選択し、世界に挑戦できるような入口をつくる為の取り組みである。
詳しくはこちら:アスリート育成パスウェイ
現在、2020年東京五輪における日本人アスリートの活躍を企図し、様々な育成・強化策が実施されているが、本委託事業は2021年以降においても我が国の国際競技力向上を図るため、将来性の豊かなタレントやアスリートを発掘・育成・強化する持続可能で効果的なシステムを構築することを目的としている。また、これらの活動を全国で実施できるよう、指針となる指導プログラムの構築を目指していく。
JCFは本事業のコーディネーターとして小田島梨絵(2008年北京、2012年ロンドン五輪日本代表・マウンテンバイク)、三瓶将廣(2004年14歳クラス世界チャンピオン、2014年アジア大会2位・BMX)を起用し、ユース世代の五輪4種目(トラック、ロード、マウンテンバイク、BMX)の包括的な育成を始めた。
本事業の活動として、12月24日から29日まで中高生を対象とした合宿を開催することとなり、以下のサイトにて参加者を募っている。
合宿では主に中学生を対象とした自転車の基本的乗車スキル、4種の自転車を用いたトレーニング方法、将来世界で活躍するために必要な知識や心構えについて学ぶ。また地域クラブ発展へ不可欠となる、地域コーチ育成を兼ねたプログラム構成となっている。
対象:中学生・一部の高校生・指導者
日程:2016年12月24日(土)から29日(木)
場所:三重県いなべ市、四日市市、桑名市
参加費:無料