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NIPPOの山本元喜が大逃げ「本来の距離なら優勝していた」ツール・ド・サンルイス第2ステージ

Posted on: 2016.01.21
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1月18日に開幕した南米アルゼンチンでのツール・ド・サンルイス(UCI2.1)。第1ステージのチームタイムトライアルを20位で終えたNIPPO・ヴィーニファンティーニは、第2ステージで山本元喜が逃げに乗り、勝利を狙ったが残り300mで吸収。それでもチームのスプリンター、グロスがゴール勝負に絡み4位でフィニッシュした。


写真:気温40度を超える猛暑のなか懸命に逃げる山本元喜(C)Bettini

今シーズンのロードレース初戦となる第2ステージはサンルイスからヴィラメルセデスまでの181.9kmで開催された。序盤に3級山岳があるものの、基本的には平坦基調のステージでしたが、現在真夏となる現地の気温は40度を超え、非常にタフなレース。

第2ステージがスタートすると、作戦どおりに山本元喜がアタックを繰り返し、逃げに乗ることを試みる。そして18km地点で、山本を含む6人の先頭集団が形成され、最大でメーン集団から5分強のアドバンテージを得た。徐々に逃げの人数は減っていったものの、ラスト10kmを切ってもタイム差は3分強。集団の加速が遅く、山本らの逃げ切り勝利の可能性が高まった。

そこからは残された3選手によるアタックの掛け合いが始まり、最後、残り1.5kmを切ると、山本が逃げ切り優勝をめざして単独で渾身のアタックを開始。しかし、ゴールスプリントに向けて、猛加速するメーン集団の力には及ばず、残り300メートル地点で吸収。

山本は勝利を逃したが、最後まで諦めなかった山本の働きにより、メーン集団では、チームのスプリンター、エドワルド・グロス(ルーマニア)が優位にレースを運び、世界チャンピオンのペテル・サガン(スロバキア、ティンコフ)らに続く区間4位でゴールした。

NIPPO・ヴィーニファンティーニは勝利には届かなかったものの、チーム一丸となって戦い、収穫の多いレースとなった。

山本元喜のコメント(本人ブログより抜粋)
「レース後には全員が『(レースプロィールに表示されていた距離よりも、実際は)距離が3kmほど長くなっていた!』と言っていた。レースでは距離が違うことは時々あることなのでしょうがないが、もし、レースの距離が(本来の)181kmであれば確実に逃げ切りで、自分が優勝していたと思う。

それも含め、今回の経験はかなり貴重で自分のためになったと感じた。逃げに上手く乗れたということもそうだが、途中での熱中症のような症状を含め、ラストの展開に至るまで、積極的に動かなければ絶対に得ることはできない経験だと感じた。

勝てなかったことは悔しかったが、その悔しさをバネにしてさらに強くなればいいだけのことなのだと思う。そもそも、もっと強ければ、今日も勝てていた訳なので、力が足りなかった。

明日以降もレースは続くので疲労の回復も含め、気を付けていきたい。当然ながら明日以降も指示があれば逃げを狙い、チャンスがあればそのチャンスを物にできるように全力を出したい。今こそが強くなるチャンスなので、そのチャンスを生かせるように常にベストを尽くしたい」

●山本元喜ブログ「Genki一杯」(詳細なレースレポートがある)


写真:ツール・ド・サンルイス第2ステージ、序盤に山本元喜を含む6名の逃げが形成された(C)Bettini

ツール・ド・サンルイス第3ステージは、ポトレロ・デ・ロス・フネスからラ・プンタまでの131kmで開催され、その後は、厳しい山岳ステージも組み込まれ、レースは1月24日まで続く。

情報・写真提供:NIPPO・ヴィーニファンティーニ

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