リオ五輪テストイベントでMTB山本幸平は11位
11日、ブラジルのリオデジャネイロで来年に控えたオリンピックのマウンテンバイク競技のテストレースが行われ、日本からは山本幸平(トレックファクトリーレーシング)が出場し、11位の好成績を残した。
会場となったのは、リオデジャネイロの西、マウンテンバイクセンター。山本は、前日の練習走行では6周を走り、各セクションをチェックし、「ロンドンもそうだったがリオも人工コースであるがロンドンよりもより自然なマウンテンバイクコースに近い」とコースの印象を語った。
気温は35度、湿度は70%前後になることが予想されアジアよりはカラッとした天候となる。また、W杯同様ロックセクション、高速コーナーもあり観客を楽しませるコース設定になっている。
テストイベントは世界チャンピオン、スイスのニノ・シュルターが優勝。過去のオリンピックでは涙をのんだ現世界チャンピオンが、悲願のメダル獲得にむけて、しっかりと勝利し、コースの感触を確かめた
山本幸平は11位と好成績を残し、良い感触のまま2015年シーズン、最後のレースを終えることとなった。
写真左、鈴木雷太監督等チームスタッフ。
(写真・情報提供:ATHLETE BANK)