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「最高のMTB日和」に開幕したダウンヒルシリーズ。初戦は阿藤寛が優勝

Posted on: 2014.07.13
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7月5日、マウンテンバイク、ダウンヒル競技の新シリーズ戦「DOWNHILL SERIES」の第1戦が山口県山口市にある十種ヶ峰ウッドパークで開催され、阿藤寛(コメンサル/トップノット)が、昨年の日本チャンピオン、井手川直樹(ダビンチ/ストライダー)らを破って優勝した。

DOWNHILL SERIESは、SLmedia中川裕之氏の長年の構想を経て、MTBのなかでもダウンヒルというジャンルの底上げ、シーンの活性化を目的として誕生したシリーズ戦。

初年度の会場は普段からローカルレースを開催している西日本の6会場。第1戦の会場となった「十種ヶ峰ウッドパーク」は中国自動車道をおりてから1時間。昨年の豪雨の影響で、川は削られ、コンクリート壁は割れ、痛々しい災害のあとが今も残る阿東徳佐地方にある。初戦ながら、メイン会場には13社もの出展ブースが並んだ。

エントリーは九州、中国地方をメインに、下は小学生から上は63歳までの計100名。全日本チャンピオン井手川直樹選手(ダビンチ/ストライダー)など、プロ選手達の参加も目立つ。日本トップ選手の走りを間近で見る、これもこのレースの醍醐味のひとつである。

当日は数日前から降り続く雨でコースは超マッドコンディション。いわゆる、「最高のマウンテンバイク日和」だ。  

土曜日に開催されたのはウッドパークカップは、ダウンヒルシリーズとは別の、会場独自のイベントである。コースは100mと短く初心者も走れるコースながら、攻めて走るにはコーナリングが難しく、トップ選手の転倒も相次いだ。

スタートからゴールまでを見渡せるコースのため、観客の声援が飛び交い、盛り上がりをみせるなか、10秒698というタイムで優勝したのは安達靖(ダートフリーク/サラセン)だった。  

決勝の行われる日曜日。一晩だけ止んだ雨も試走開始時間には再び降り始め、徐々に雨脚を強めていく。

最終レースは優勝賞金10万円のかかったエリート男子。前日のタイムドセッション1位は井本はじめ選手(ラブバイクスレーシング)。しかし、決勝タイムが読み上げられた瞬間、土砂降りのなかでガッツポーズを決めたのは阿藤寛(コメンサル/トップノット)だった。

阿藤はレースを終えて、「いいコースでした! 決勝ではリズムよく走れ、手応えもありました。勝つという流れが分かってきたので、このつかみかけている何かを離さないように引き続き力を出し切れればいいかなと思います」とコメントした。

同じくマッドコンディションだったJシリーズ雫石大会に続いての勝利に、2週間後に迫る全日本選手権への期待も高まる。  

中川氏は「このシリーズ戦をきっかけに、まだ訪れたことのないコースや地域に行ってみようとするライダーが増えれば嬉しいです。Jシリーズが日本のトップカテゴリーとして存在していますが、ダウンヒルシリーズはその一つ下の層を支えるような、Jシリーズへのステップアップにつながっていければいいですね」と大会を振り返った。

次戦は8月16日~17日。舞台を北陸地方に移し、福井和泉MTBパークにて行われる。

【動画:day1】

【動画:day2】

大会詳細:ダウンヒルシリーズ オフィシャルHP
写真:SLmedia 中川裕之
動画:SLmedia 映像ディレクター 山村優

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