トップ10入りは次回へ持ち越し!山本幸平ワールドカップ初戦は19位

Posted on: 2014.04.15

4月10から南アフリカのピーターマリッツバーグでマウンテンバイク・ワールドカップが行われ、ダウンヒルとクロスカントリーが開幕戦を迎えた。ダウンヒルに出場した清水一輝(マディソン・サラセン・ファクトリーチーム)は74位。クロスカントリーに出場した山本幸平(SPECIALIZED)は19位。また、クロスカントリーU23カテゴリーに出場した沢田時(BRIDGESTONE ANCHOR)が24位に入った。

SPECIALIZEDの公式YouTube動画

昨年果たせなかった「ワールドカップと世界選手権でトップ10入り」を今シーズンの目標に掲げ、ワールドカップ初戦に挑んだ、クロスカントリー日本チャンピオン山本幸平は、序盤、好スタートを切り1周目で7番手の位置をキープ。しかし、ハイスピードな展開の中で徐々に後退し、最終的に19位で初戦を終えた。

レース後、自身のツイッターで「良い面と良くない面と両方があらわれたレースとなりました。応援ありがとう!次戦に向けて切り替えます!」とコメントした。また、SPECIALIZEDの公式YouTube動画には、現地から山本のコメントがアップされ「一桁に入れずにすみませんでした。」と悔しさを滲ませた。

レースは、序盤から先頭を引っ張っていた世界チャンピオン、ニノ・シュルター(スイス・SCOTT)に、レース後半でフランスのジュリアン・アブサロンが合流。勝負は最後までもつれるかと思われたが、残り1周を残してシュルターにパンクのトラブルが襲い万事休す。

アブサロンが、単独で逃げ切り、開幕戦を制した。アテネ、北京で2大会連続で五輪を制したフランスの英雄は、今年で34歳。北京以降、ビッグタイトルから遠ざかっているベテランが、王者奪還を目指し幸先の良いスタートをきった。

ワールドカップ第2戦は、4月24日からオーストラリア・ケアンズで行われる。

【W杯第1戦クロスカントリーエリート男子結果】
1位 ジュリアン・アブサロン(フランス)
2位 マニュエル・フミック(ドイツ) +34秒
3位 マキシム・マロット(フランス) +54秒
19位 山本幸平(日本/SPECIALIZED) +5分5秒

※クロスカントリーエリート男子レースの模様はレッドブルTVで視聴可能

【W杯第1戦クロスカントリーU23男子結果】
1位 Jordan SARROU(フランス)
9位 Julien TRARIEUX(フランス/BRIDGESTONE ANCHOR)+5分37秒
24位 沢田時 (日本/BRIDGESTONE ANCHOR)+11分43秒

【W杯第1戦ダウンヒル男子結果】
1位 アーロン・グィン(アメリカ)
2位 ミック・ハナー(オーストラリア)
3位 グレッグ・ミナー(南アフリカ)
74位 清水一輝(日本/マディソン・サラセン・ファクトリーチーム)

※ダウンヒルエリート男子レースの模様はレッドブルTVで視聴可能

NEW ENTRY