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大量落車発生!愛三の盛、福田が負傷。ツール・ド・ランカウイ第2ステージはテオ・ボスが制す

Posted on: 2014.03.01
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2月28日、気温37度を超える猛暑の中で行われた、ツール・ド・ランカウイ第2ステージは、レース終盤残り10kmを過ぎて逃げグループが吸収。ラスト2kmを切ったところで2回の大落車が発生し、愛三工業レーシングの盛一大、福田真平を含む多くの選手が巻き込まれた。一方、先に仕掛けて、難を逃れたテオ・ボス(オランダ・ベルキンプロサイクリング)がステージを制した。


この日から戦いの舞台はマレー半島に移る

前日ランカウイ島から船で大移動してきた選手・スタッフ一行。ツール・ド・ランカウイ第2ステージは途中3カ所のスプリントポイントが設けられている、ほぼフラットな平坦ステージ、132.5km。マレー半島での本格的なラインレースが始まった。


第2ステージはほぼフラットなコースレイアウト

イスラム圏の休日である金曜日のこの日は、礼拝の時間などが考慮されレーススタート時間は15時。選手・スタッフ達は余裕を持ってレースに臨んだ。スタート時間が遅くなったことで、スタート地点の気温は37度。東南アジア特有の湿度、強い日差しという厳しい自然条件の中、前日、落車でリタイアした伊藤雅和(愛三工業レーシング)、タイムオーバーの2名を除く、123名がレースに臨んだ。


37度を超える気温を記録したスタート地点


各選手、日陰を探しスタートを待つ

レース前、愛三工業の盛一大は「ランカウイは毎年落車や何かしらあるんです。第1ステージで3人が巻き込まれた事は残念ですが、エース(福田)もまだ残っていますし、平坦ステージでスプリントはまだまだチャンスは残っていると思う。第1ステージの段階ではどのチームも100パーセント機能していなかったようなので、スプリントを狙っているチームの動きを見極め、区間勝利を目指したいと思う。足の多少の差はあってもハマったらエースだったらいけると思うので、勝たせられるようにがんばります」と力強い意気込みと共にレースに臨んでいった


123名の選手がスタート

レース開始後、アタック合戦が続きアジア人を中心とした6名の選手がレース序盤で早々と集団から飛び出す。途中のスプリントポイントで先頭グループは分解し2名が離脱し、結局4名が協調体制を築き、逃げ続ける。一方、メイングループは昨日リーダーを獲得したコロンビアチームがコントロール。そこにアスタナとアンドローニジョカトリも先頭交代に加わり、タイム差4、5分程度でレースは進んでいった。


昨日に続き、逃げ切りでの勝利を狙う先頭グループ


レース中盤までは、前日のリーダーコロンビアが中心となりメイングループをコントロール

残り35km余りを過ぎると、昨日逃げ切りを許した事もあり、メイン集団は早くも先頭との差を縮めはじめる。残り20kmを切ると集団のスピードは時速55キロに。ラスト5kmを待たずに集団は逃げを捕まえ、各チーム集団スプリントに備える。

ゴール手前2km付近からは観光地タイピン湖のテクニカルなコーナーを経てゴールへ向かう。そして各チーム、スプリントを優位に進めようと位置取り争いが激化する。そんな中、ゴール手前1km前後で大落車が発生。福田真平が巻き込まれ、その後もう一度落車がおき、盛一大も落車に巻き込まれてしまった。集団はバラバラとなり、先頭付近に位置を取っていたベルキン勢がフィニッシュへ。テオ・ボス、グレーム・ブラウンがワンツー・フィニッシュを遂げた。


テオ・ボスがステージ優勝

ステージを制したテオ・ボスはレース後「レース前プロフィールを確認したとき、ゴール前にたくさんのコーナーがあると思ったから、なるべく早めに集団の前でレースを展開していくよう心がけていた。自分の後ろで落車が起きた音は聞こえた。ちょっと素直に勝利を喜べる感じではない。」と語った。

また、西谷は「ゴール手前のバンプ(減速用段差)がたくさんあって、みんなトップスピードで跳ねてしまい横に広がって自分より左側の選手が落車してしまった。とても残念。バンプの手前、残り3kmまではチームでうまく協調でき、いいポジションにいたけど、僕の近くに福田がいなければ彼も巻き込まれなかったはずだったけど。最終のコーナー(タイピン湖周辺)がとても狭く、道も荒れて危険なコースだった。1度目の落車のあとに、2度、3度と、落車した選手を避けようとして、次々と選手が落車に巻き込まれていくひどい状況だった。第1ステージのこともあり、みんな押し合いへし合い状態だった。」と激しいゴール前の様子を語った。


レース後、落車した盛は救急車で運ばれた


多くの選手がケガをする中、グアルディーニも足を負傷する(写真左)

総合首位は同タイムでフィニッシュしたドゥベル・キンテロ(コロンビア、コロンビア)が守っている。

【ツール・ド・ランカウイ2014 第2ステージ結果】
1位 テオ・ボス(オランダ、ベルキンプロサイクリング)  3h11’11”(Ave.42.11km)
2位 グレーム・ブラウン(オーストラリア、ベルキンプロサイクリング)    
3位 マルコ・ハラー(オーストリア、カチューシャ) 
4位 アイディス・クルピス(リトアニア、オリカグリーンエッジ)      
5位 ミッシェル・コラー(スロベキア、ティンコフ・サクソ)       
9位 西谷泰治(日本、愛三工業レーシング)         
94位 綾部勇成(日本、愛三工業レーシング)
98位 平塚吉光(日本、愛三工業レーシング)       
113位 福田真平(日本、愛三工業レーシング)         
盛一大 (日本、愛三工業レーシング)
※落車に巻き込まれたため同タイム扱いのもののゴール出来ず 


第2ステージ表彰

【ツール・ド・ランカウイ2014 第2ステージ終了時 総合成績】
1位 ドゥベル・キンテロ(コロンビア、コロンビア)        5h32’32”
2位 ジョナサン・クラーク(オーストラリア、ユナイテッドヘルスケア) +22”
3位 マット・ブラメイヤー(アイルランド、シナジーバク)       +24”
4位 チョンフアット・ゴウ(シンガポール、OCBC)          +33”
5位 テオ・ボス(オランダ、ベルキンプロサイクリング)        +1’27”

第3ステージはクアラルンプール市内へと向かう166.5kmでレースが行われる

◆大会詳細はこちらから

【第2ステージ、ゴール前動画】

【写真・映像 La tour de LANGKAWI 2014】

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