今週末19日開催「第6回 明治神宮外苑大学クリテリウム」

Posted on: 2012.02.16

 今月19日に東京都渋谷区の明治神宮外苑で、日本学生自転車競技連盟の主催する第6回明治神宮外苑大学クリテリウム(外苑クリテ)が開催される。会場は、明治記念館前をスタート/ゴールとし、国立競技場や神宮球場、秩父宮ラグビー場などの学生スポーツの中心地を横目に走る明治神宮外苑周回コース(1周1.5km)。全8カテゴリー、総勢およそ300名が参加予定となっている。

2011年度の全日本学生ロードレースカップシリーズ(RCS)の最終戦でもある本大会は、レースの勝敗を争うだけでなく、RCSの総合優勝者を決定する大会でもある。本大会のメインレースは、14時25分スタートの男子大学生グループ1(大学対抗)のレース。周回コースを20周し、各ポイント周回で獲得したポイントの合計を争う。

最も注目されるのは、もちろんRCS。一昨年度の本大会優勝者であり、昨年8月には中国で行われたユニバーシアード男子ロードレースで4位の好成績を残した野口正則(鹿屋体育大)、同大会男子ポイントレース4位で本大会前年2位の窪木一茂(日本大)のほか、ユニバ代表で今年度全日本学生個人タイムトライアル優勝の佐々木龍(早稲田大)、今年度のインカレポイントレース優勝の榊原健一(中京大)など、国内外で活躍する選手たちが顔をそろえる。鹿屋体育大は、前々年は野口、前年は吉田隼人が優勝しており、三連覇をかけての戦いとなる。

外苑クリテにおいて優勝者に与えられるポイントは、これまでのRCS各レースの2倍となる60点。続いて2位48点、3位40点、以下10位までポイントが与えられる。

現時点のRCSランキングリーダーは、大中功基(早稲田大)の172点だが、続く入部正太郎(早稲田大)は164点(入部は本大会不参加)、山本隼(中央大)144点、金井誠人(明治大)138点、安井雅彦(東京大)130点と接戦が続いている。本大会の結果次第でRCS年間チャンピオンが逆転で決まる可能性もある。

また本大会には、自転車強豪国のオーストラリアからメルボルン大学チームが参加する。エースのエリック・シェパードはオーストラリアU-23ランキング2位の有力選手。U-23の世界大会などでも顔を合わせる機会もあるに違いない海外強豪選手たちに日本学生レーサーたちがどのように立ち向かうか注目だ。

13時40分スタートの女子クリテリウムは学連登記選手以外にJCF登録競技者も参加可能なオープン形式のレースだが、学生レース以上のハイレベルなレース展開が予想される。とりわけユニバ日本代表の塚越さくら(鹿屋体育大)と日韓対抗戦学生日本代表の小島蓉子(日本体育大)の戦いは関係者の話題を集めそうだ。

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