コンタドールにドーピング疑惑浮上

Posted on: 2010.09.30

今夏ツール・ド・フランスで2年連続3回目の総合優勝を飾ったばかりのスペインの英雄、アルベルト・コンタドール(アスタナ)にドーピング使用疑惑が浮上している。今年のツール第16ステージを終えた後の休息日(7月21日)のアンチドーピングコントロールでポジティブ(陽性反応)が検出されたという。検査結果が示されたのは、大会が閉幕した後の8月24日。コンタドール本人による記者会見は、住居があるスペインのピントで現地時間30日正午から開かれる予定。

コンタドール側の広報担当はこの疑惑を「食物汚染」と説明、専門家を召集して徹底抗戦の構えを見せている。陽性反応が出たとされる日付は、総合首位のマイヨ・ジョーヌをめぐってアンディ・シュレック(サクソバンク)との激戦が交わされていたピレネー越えの山岳ステージ4連戦の最中だった。

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