トラック世界選手権ジュニア最終日結果
イタリア北東部の町モンティチアリで開催されていたトラックジュニア世界選手権は現地時間15日、決勝の4種目が行われ、大会の全日程が終了した。日本勢では1kmT.T.に出場した大西貴晃(日出日出暘谷高校)が26位、木村弘(日本競輪学校)は29位と、いずれもトップから3分以上離される厳しい結果となった。スプリント女子と500mT.T.を制した韓国のヘジンは、ケイリン女子決勝でロシアのグニデンコに及ばず、三冠はならなかった。6種目の合計で競われる女子オムニアムでは、イギリスのトロットが優勝(=写真)。国別では、オーストラリアが金メダル7個を獲得する圧倒的な強さを見せた大会だった。AIS(Australian Institute of Sport)という国立スポーツ選手養成機関を持つ同国だが、ジュニア世代の育成という点で、他の国を決定的にリードしている現在の状況が見えた。
<大会5日目結果>
男子1kmタイムトライアル
優勝 B.エスターホイゼン(南アフリカ) 1分3秒265
2位 J.パルマ (フランス) 1分3秒624
3位 M.ハモンド(オーストラリア) 1分3秒794
26位 大西貴晃(日出日出暘谷高校) 1分6秒947
29位 木村 弘(日本競輪学校) 1分7秒221
男子マディソン
優勝 イギリス(S.イエーツ・D.マックレイ)
2位 ロシア(R.イブレフ・K.シュベシュコフ)
3位 フランス(S.ルモワン・Y.ベラルド)
女子オムニアム
優勝 L.トロット(イギリス)
2位 I.キング(オーストラリア)
3位 C.リベイラ(アメリカ)
女子ケイリン
優勝 E.グニデンコ(ロシア)
2位 H.ウィリアムス(オーストラリア)
3位 S.コンソラティ(イタリア)