運命の最終決戦!BMX日本代表、2大会ぶりの五輪出場を懸け2016世界選手権に挑む

Posted on: 2016.05.29

コロンビア・メデリンで開催されている2016 UCI BMX世界選手権大会は、いよいよチャンピオンシップカテゴリーに突入。28日は、レースのシーディングも兼ねたタイムトライアルが行われ、男子エリートは長迫吉拓(岡山/モトクロスインターナショナル)の45位が最上位。

女子エリートは瀬古遥加(三重/IRC TIRE)が29位、男子ジュニアは池上泰地(大阪/KUWAHARA BIKE WORKS)が33位。女子ジュニアの畠山紗英(神奈川 白鵬女子高等学校)は、転倒によるDNFとなった。


タイムトライアル45位の長迫吉拓(photo:Kenichi Inomata)

大会は29日が最終日。28日に行われたタイムトライアルの結果をうけて、リオデジャネイロオリンピック出場をかけたレースが開催される。男子エリートには、長迫吉拓、吉村樹希敢、松下巽の3名が、エリート女子には瀬古遥加が五輪出場を懸けて最後の戦いに挑むことになる。

大会前までの日本のオリンピックランキングは、男子は13位で、女子は19位。規定では、男子はランキング13位までが五輪の出場権を獲得できることになっているが、開催国のブラジルが12位にいるために、14位までが出場権を得ることができる。

よって、今大会で少しでもポイントを上積みさせ、現在のランキングを死守することで、五輪の道が開けることとなる。また、女子に関しては、ランキングでの出場が難しい為、今大会で上位に進出し、世界選手権枠での出場を目指す。

前回のロンドンオリンピックで出場権を逃したBMX日本代表にとって、リオ五輪出場は、北京オリンピックの阪本章史以来、2大会ぶりの五輪出場となる。

また、女子ジュニアに出場する畠山紗英は、タイムトライアルで転倒しDNFとなったものの、怪我は大事に至らず、最終日のレースにはスタートする。よって大会最終日には、ジュニアとエリート合わせて日本代表6選手が、世界最高峰のレースに挑む。

オリンピック出場枠条件の詳細はこちから

◆チャンピオンシップカテゴリーに出場する日本代表選手
◯女子ジュニア 畠山紗英
◯男子ジュニア 池上泰地
◯女子エリート 瀬古遥加
◯男子エリート 吉村樹希敢/長迫吉拓/松下巽

尚、レースの模様は日本時間、5月30日の朝5:00からRed Bull TVでLIVE中継が予定されている。

情報・写真提供:日本自転車競技連盟BMX小委員会委員

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